1人でも後悔しないダイビングの始め方をプロダイバーが徹底解説!
こんにちは。「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。
- ダイビング始めたい!
- けど何をすればいいかわからない…
- ダイビングライセンスって取るの難しそう…
これから1人でダイビングを始めたいと考えているあなたへ、
この記事では、誰でも後悔なくダイビングを始める方法をSTEP形式で解説しております。
具体的にどんなSTEPで始めるかというと、
知りたいことからクリックして読めます
特にSTEP①、STEP②がかなり重要な内容となっております。
プロダイバーであるボクが、「初心者のときに知っておきたかった」ことをまとめております。
ボクは2020年にダイバーデビューし、現在ではプロランク(PADIダイブマスター)まで持っております。
4年間ダイビングを続けると、「これ、事前に知りたかった…」と後悔したことが何度もあります。
そこで今回の記事は、ダイビングを始める上で知っておきたいことをまとめてました。
この記事を読むことで、1人でも後悔なく楽しい気持ちでライセンスを取得できるようになりますよ!
どこでライセンス講習を予約するのがお得なの?
ダイビングライセンスを取得するなら、「アソビュー!」がおすすめ!
理由は、以下の通り。
- 会員登録で5%OFFクーポンプレゼント中!
- ポイント還元率最大3.5%!
- 割引でダイビングの予約ができる!
- 口コミが豊富で、ショップ選びに困らない!
詳しくは「【徹底解説】アソビューでダイビングの予約がおすすめな理由【7選】」で解説しておりますので、ご参考にどうぞ。
【STEP⓪】:ダイビングライセンスってなに?
すでに理解している方は【STEP①】まで読み飛ばして大丈夫です。
ダイビングライセンスを取得すれば、楽しめる範囲が広がる!
ダイビングには、2通りの楽しみ方があります。
- 体験ダイビングをする
- ダイビングライセンスを取得する
ここで「体験ダイビングとライセンスを持って潜るのと何が違うの?」と疑問に感じるかと思います。
一言でいうと、楽しめる範囲に違いがあります。
ライセンスを取得した方が、楽しめる範囲が広がります。
実際に「体験ダイビングの場合」と「cカード取得した場合」で比較した表が、以下の通り。
体験ダイビングの場合 | ライセンス取得 | |
潜れる範囲 | 水深12mまで | 水深18m~40mまで |
ダイビング スタイル | ガイドつきっきり | 2人1組 |
潜るときの制限 | 制限あり(ガイドに連れてってもらう) | 基本的に自由に泳ぎ回れる |
cカード取得した方が基本的に自由に泳ぎ回れることが可能ですよ!
詳しくは、「体験ダイビングではなく、ダイビングライセンス取得をおすすめする理由は?」でお話しております。ご参考にどうぞ。
まずは「体験ダイビング」をやってみてからライセンスを取るか考えましょう!
ダイビングライセンスとは、ダイビング指導団体が認定する「認定証」のこと
そもそも、ダイビングライセンスってなに?
ダイビングライセンスとは、正式にはcカード(certificationカード)の事を言い、「認定証」を意味します。
cカードを持てばファンダイビングに参加できたり、器材をレンタル、購入が可能になります。
ダイビングショップに所属しているガイドに案内してもらって楽しむコース。
「じゃあ、どうすればcカードって取れるの?」というと、ダイビング指導団体に属したダイビングショップで取得できます。
cカードを取得するには、ダイビング教育機関から認定されたインストラクターが所属するダイビングショップへ講習を申し込む必要があります。
ダイビングショップが開催しているライセンス講習を受ければ取得できる!
ダイビング指導団体とは?
ダイビング指導団体とは、ダイビングライセンス(cカード)の発行やダイバーの育成、指導、安全管理を行う民間の団体のこと。
日本だけで約30団体、世界では約200団体もあり、それぞれ教育方針や基本理念が異なります。
有名どころの指導団体をまとめると、以下の通り。
- PADI
- NAUI
- SNSI
- BSAC
この中で一番メジャーなのが「PADI」で、全世界の約60%のダイバーが所属しております。
PADIのcカードを持っていれば、通用しない場所はない!
どこの指導団体がおすすめか、違いについては、以下の記事で詳しくお話しております。ご参考にどうぞ。
ダイビングライセンスには「ランク」が存在する
ダイビングライセンスには、いわゆる初級、中級、上級、プロランクというものが存在します。
- 【初級】PADIオープンウォーターダイバー(OW)
- 【中級】PADIアドバンスオープンウォーターダイバー(AOW)
- 【上級】PADIレスキューダイバー(RD)
- 【上級】PADIマスタースクーバダイバー(MSD)
- 【プロ】PADIダイブマスター(DM)、PADIオープンウォーターダイバーインストラクター
これからライセンスを取りたい人は、「オープンウォーターダイバー(以下、OW)」になるための講習を受けることになります。
OWのcカードを取得すると、アドバンスオープンウォーターダイバー、レスキューダイバーになるためのコースを受講できます(※参加条件あり)。
これから取得するランクが「OW」であることだけ覚えておけばOK!
他ランクを取得することでどんなことができるのか、以下の記事でお話しております。ご参考にどうぞ。
そもそも、1人でライセンス講習受けられるの?
結論:1人で受けられますよ。
なぜなら、講習を受ける人の大半は1人が多いから。
実際、ボクがライセンス講習を受けたときも、他にも何人かいましたが、全員1人で参加してました。
ダイバーの7割は最初、1人で始めてたのだとか!
なので「1人で参加してもいいのかな…」と過度に不安になる必要はありませんよ。
ダイビングライセンスを取得する上で掛かる費用は?
これからOWを取得する場合、掛かる費用は以下の通り。
講習 | かかる費用 |
オープンウォーターダイバー(OW) | 7万円~9万円 |
- マニュアル代(教材費)
- 講習代(海洋実習費「4ダイブ分」、プール講習、学科講習含む)
- 施設使用料
- タンク代
- 器材レンタル代
「7万円~9万円」がOW講習代の平均的な相場と覚えておきましょう。
また、以下の費用も掛かることにも注意しましょう。
交通費、食事代、宿泊代、ボート代(船で講習する場合のみ)
詳しくは、以下の記事でお話しております。ご参考にどうぞ。
【更新もなし!】ライセンス取得時の年齢制限は「10歳以上」で、上限はない
ダイビングライセンス取得するのに年齢制限は設けられているの?
基本的に10歳から取得可能で、年齢上限は決められていません。
潜る制限は、以下の通り。
- 10~11歳「ジュニアダイバー」
水深12mまで、保護者またはプロダイバー以上と一緒でなくてはならない - 12~14歳「ジュニアオープンウォーターダイバー」
水深18mまで、成人ダイバーと一緒でなくてはならない
15歳以上から、一般的な「オープンウォーターダイバー」を取得することが可能。
また、ダイビングライセンス取得するのに年齢制限はないので、60歳以上の年齢でも取得できます。
しかも、ダイビングライセンスは一度取得してしまえば「一生」使えますよ。
車の免許みたいな更新はない!
詳しくは、以下の記事でお話しております。
ダイビングに向いていない人っているの?
これからダイビングを始めたい人の中で、
- 泳げないし、耳抜きも苦手…
- 海が怖い…
- もしかして、自分はダイビングに向いていないのかも…
上記のように悩む人がいるかと思います。
結論から言うと、基本的にダイビングに向いていない人はいません。
なぜなら、ダイビングする上での悩みの多くはメンタル的な部分であり、それらは対処できる可能性があるから。
なので、まだダイビング始めてないのに諦めないでほしいです!
以下の記事で、ダイビング始める前の悩みや不安の解消方法を解説しております。
【注意】ダイビングライセンスには健康上の条件はある
先ほどダイビングライセンス取得に年齢上限はないとお話しましたが、健康面では条件があります。
- 持病を持っている人
- 心臓や肺などに疾患を持っている人
- 耳の疾患を持っている人
もし当てはまる人がいたら、一度医師と相談しましょう。
どこに受診すればいいかわからない場合、「DAN JAPAN」のDD NET(ダイバーズ ドクター ネットワーク)で調べましょう!
ダイビングに理解ある医師に診てもらうのがおすすめです。
一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会が運営している公益事業。「DD NET」や緊急ホットラインなどの医療関連サービスやダイビング中のケガについて補償する保険サービスを行っている。(公式サイトはこちら)
【STEP①】:後悔しないために知っておきたいことを学ぼう!
以下の通り。
- ライセンス講習でかかる【費用の合計】
- 最初から【器材購入】する必要がないこと
- 【都市型ダイビングショップはお高い】こと
- 【ショップ選び】がとても重要であること
上記は、プロダイバーであるボクの実体験やインターネットにある情報を基に、「ダイビングライセンス取得前に、予め知っておきたい情報」です。
これらを知っておくことで、精神的に負担なく、金銭的に損しないようにダイビングライセンスを取得できるようになれますよ。
ダイビングは「続けた分、魅力がわかる趣味」なのに、最初でつまづいてほしくない!
詳しくは、以下の記事でお話しております。ご参考にどうぞ。
一番知っておきたいのは、初級ライセンスには2種類あること
これからライセンス取る人は、「オープンウォーターダイバー」の講習を受けてcカードをもらうことになります。
今回はPADIを例にお話しますが、実はPADIの初級ライセンスにも2種類あります。
- PADIオープンウォーターダイバー(以下、OW)
- PADIスクーバダイバー(以下、SD)
どのライセンスを取るのかによって費用に大きな差が生まれるので、2つの違いをしっかり理解しておきましょう。
SDとOWの違いは、以下の通り。
スクーバダイバー | オープンウォーターダイバー | |
潜れる範囲 | 水深12mまで | 水深18mまで |
ダイビングスタイル | ガイドつきっきり | 2人1組(バディシステム) |
SDは、時間が取れない人や気軽にライセンスを取りたい人向けに設けられたコースです。
「OWコース」の講習内容の一部を行うことで取得できますが、ダイビングできる範囲が限られてしまいます。
見分けるコツとしては、価格の安さ。
例えば、ネットで講習料金「19800円で受けられます!」と書いてあったら、必ず費用の詳細を確認しましょう。
OWのライセンスを取得するのに「19800円」はまずありえません。ショップが赤字になってしまうので。
申し込み前に、OWコースを申し込んでいるかをしっかり確認しましょう。
【STEP②】:ダイビングショップを選ぼう!
次はダイビングショップ選びです。
cカードを取得するには、ライセンス講習を開催しているダイビングショップへ申し込みをしなければなりません。
ライセンス講習を受ける際、一番重要なのはダイビングショップ選び。
どこの海でライセンスを取得するか決めよう!
ダイビングライセンスって、沖縄に行かないと取れないの?
結論:基本的に全国の海で取得可能です。
「ダイビング=沖縄」というイメージを持つ人が意外と多いですが、そんなことはございません。
ダイビングできる海で、ライセンス講習を行っている場所であればどこでも取得できますよ。(日本全国のダイビングスポット一覧はこちら「スクーバモンスターより」)
ボクは伊豆の「富戸」で取得しました。
関東圏にお住まいであれば、伊豆か千葉の海がおすすめですよ。
詳しくは、以下から覗いてみてください。
ダイビングショップには「都市型」と「現地型」の2種類ある
ダイビングショップには、大きく分けて2種類あります。
- 都市型→街中にあるダイビングショップ
- 現地型→海沿いにあるダイビングショップ
どこにお店を構えているかが大きな違いになっており、それぞれ特徴とメリット・デメリットがあります。
場所 | メリット | デメリット | |
都市型 | 街中 | ①ショップまで通いやすく、海まで送迎してくれる ②「ファンダイビングツアー」を予約すれば、宿泊(食事付き)で手配してくれる ③ダイバー友達ができやすい | ①料金が高い ②ツアーの営業や器材の押し売りが多い |
現地型 | 海沿い | ①ファンダイビング代が安い ②自分好みにダイビング旅行を計画できる | ①自分で海まで行かないといけない ②キャンセル対応が面倒くさい |
それぞれの特徴を把握し、どのショップが自分に合っているか選びましょう!
都市型と現地型の詳しい違いを知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
【どこがいいの?】ダイビング指導団体の選び方と違いについて
今後お世話になるダイビングショップは、必ずどこかのダイビング指導団体に属しており、日本だけで約30団体、世界では約200団体もあります。
- PADI
- NAUI
- SSI
- BSAC
- SDI
- Stars
- SNSI
- DACS
- JUDF
- JP
- CMAS
- Stars
- JCS
- CMAS=JEFF
これだけ種類があると、どの指導団体がいいのかわからなくなりますよね。
結論から言うと、教育方針や理念に若干の違いはあるが、目指しているものは同じなので、実際どこでもOKです。
どこの指導団体でも、最終的にできることは同じ!
しかし、ボクがおすすめするのは世界中どこでも通用する指導団体です。
なぜなら、世界的に認知されていない指導団体だと潜らせてもらえない場合があるから。
実際に、日本にしか認知がなければ海外のある地域で「これ本当にcカード?」と疑われてしまった事例があるのだとか。
仮に世界的に通用する指導基準を満たしたトレーニングをしていても、マイナーな指導団体だとダイビングを断られる可能性があります。
それなら、どこの指導団体がおすすめなの!?
ボクのおすすめは、以下の4つですね。
- PADI(パディ)
- NAUI(ナウイ)
- SNSI(エスエヌエスアイ)
- BSAC(ビーエスエーシー)
上記4つは、世界どこでも通用する指導団体となっております。
詳しくは、以下の記事で解説しております。ご参考にどうぞ。
【これで安心!】自分に合ったダイビングショップの選び方
ここでは、一番重要である「自分に合ったショップ」の選び方を解説します。
選ぶときの確認事項は、以下の通り。
- どんなスタッフがいるか
- 最終的にいくら費用が掛かるのか
- 「安全性」を重視して指導しているか
- 通いやすい場所か
上記はネット(ホームページやSNS、口コミ)か、実際にショップに訪れて確認します。
ネットで何店舗か候補を決めてから、直接ショップへ話を聞くのがおすすめ。
具体的にどんなところを確認すればよいか、順番に見ていきましょう。
どんなスタッフがいるか
ブログ、SNSで大体把握できますが、実際にショップに足を運んでスタッフさんと会って話した方が早いと思います。
チェック項目は下記の通り。
- 接客態度(話し方や身だしなみなど)
- 雰囲気が自分にあっているか
- 男性だけでなく、女性のスタッフも在籍しているか
- 在籍しているスタッフの経験年数は豊富か
読んでいるあなたが女性の場合、女性スタッフが居てくれると助かる場面があるかと思います。
上記のチェック項目を確認して、自分と相性が良くて信頼できそうなショップを選びましょう。
確実なのは、一回ショップに訪れてみて話を聞いたり、「体験ダイビング」に参加してみること!
最終的に掛かる費用はいくらなのか
ここで注意することは、『ホームページ上にでっかく記載されている金額』より『実際に説明で聞いた合計金額』の方が多く掛かる場合があること。
cカードが手元に届くまでに「総額いくら費用が掛かるのか」はチェックしておきましょう。
下記を参考に、ホームページ上の金額は何が含まれているかを確認しましょう。
- 講習料(指導料)
- 教材費
- プール、海などの施設使用料
- 器材、タンク、ウエイトのレンタル料
- Cカード申請料
その他にも食費、宿泊費、交通費も掛かりますので、そこも計算に入れることを忘れないように。
以下の記事で、ダイビングにかかる費用のお話を詳しく解説しております。
ご参考にどうぞ。
通いやすい場所か
家からショップまで通いやすいか、チェックしましょう。
- 日程をフレキシブルに組めるか
- 家から通いやすい場所にあるか
4日間続けて講習を受けないとダメなのか、それともバラバラの日程で受けられるのかは実際に問い合わせてみましょう。
都市型ダイビングショップであれば「家or職場から通いやすいか」も確認しよう!
講習中は「安全性」を重視して指導しているか
やはり命を預ける訳ですから、「安全安心」を第一に考えているところにお世話になるべきです。
講習中の安全性は、ショップの口コミなどを参考に確認しましょう。
それでも不安な場合は、一度体験ダイビングに参加してみて「どのような指導をしているのか」確認してみるのがおすすめですよ。
悪質なダイビングショップの特徴を大公開!
ここでは、いわゆる「悪質」と呼ばれるようなダイビングショップの特徴を解説していきます。
悪質なショップの特徴は、以下の通り。
- ホームページに書かれている価格が極端に安い
- 器材の押し売りをしてくる
- スタッフが不愛想で、威圧的な態度を取ってくる
ダイビングショップの中には、ライセンス取得時に器材を購入させてきたり、他で購入した器材は使わせないというお店があります。
勧めるだけならまだマシで、「器材を購入しないと講習が受けられない」など逃げられないようにするので注意。
特に一番ヤバいのが、スタッフがめちゃくちゃ不愛想なこと。
ボクは未だに出会ったことがないですが、ダイビングする前のブリーフィング時もテキトーで威圧的な態度を取ってくるガイドもいるんだとか。
もしそのようなショップに出会ってしまったら、即逃げましょう!
「世界的に有名なPADIだから安心!」なんて思わないように。悪質なショップは指導団体関係なく、悪質です。
どうしても合わないと感じるショップは、思い切って変えてしまいましょう
正直、お店の雰囲気が自分と合わないです…
この場合は、すぐに変えましょう!
ダイビングショップを選ぶ際は「自分との相性」を考慮しなければなりません。
例を挙げると、以下の通り。
- 陽キャ大学生みたいなノリが苦手
- インストラクターと話が合わない
- 客の年齢層が合わず、やりづらい
相性が合わない理由は、人それぞれ。
それを我慢して通い続けるのはかなりストレスだし、今後ダイビングを続けたいと思えなくなります。
ボクも過去に、2年間通っていたダイビングショップから離れた経験があります。
理由は、電話やお店に訪れたときに「ファンダイビングツアー申し込みの営業をされる」のがとても嫌だったからです。
ショップとの相性が悪かっただけで「ダイビングなんて始めなければよかった…」と後悔してほしくない!
自分とショップとの相性は、ダイビングを始める上で一番重要です。
今回学んだことを活かして、自分に合ったショップを選びましょう!
以下の記事は、「ダイバー向けの最適なショップの選び方」を紹介しておりますが、かなり参考になると思うので載せておきますね。
【STEP③】:選んだショップで講習を受けよう!
STEP②でショップを選んだら、あとは申し込みをして講習を受けるだけです。
ショップで申し込み後、どのような日程で講習を進めていくかを決めていきます。
オープンウォーターダイバーコースは「3~4日」で取得できる!
オープンウォーターダイバーってどのくらいの期間で取れるの?
「3~4日」で取れるとこが多いですね。
講習内容は以下の通り。
1日目:学科講習(座学)
2日目:プール講習
3、4日目:海洋実習
ショップによっては座学とプール講習を同じ日にやることもあるので、3~4日という表現にしております。
講習の詳しい内容は、以下で話していきますね。
4日連続でも取れるし、全て日帰りで受けてもOKなとこが多い
オープンウォーターダイバー講習の内容を解説
ここでは、初心者ダイバーになるための「オープンウォーターダイバーコース」ではどのような日程で進むかを解説します。
学科講習
所要時間:約6時間
学科講習は、申し込みの時に事前に渡されたマニュアルを家で予習し、各章にある問題をあらかじめ解きます。
その後、ショップに訪れてスタッフとマニュアルの答え合わせをしながら解説してもらいます。
eラーニングなら、ショップに行かなくても受けられる!
答え合わせと解説が終わったら、学科試験を行います。
PADIの場合、50問の4択形式で合格ラインは7.5割正解で合格となります。※指導団体によって合格ラインは異なります
合格できるか不安だなぁ
じっくりテキストを読んでおけばちゃんと正解できる内容である上に、4択問題なので意外と簡単に解けてしまいますよ。
分からないことがあっても、基本的にスタッフ1名に最大4人の少人数で行っているので、質問がしやすい環境です。
しっかりテキストを読んで、学科講習時に解説を聞けば落ちることはないのでご心配なく。
ボクの時は1対1だったので、分からないとこは気楽に質問できましたね。
プール講習
所要時間:半日(約1日)
プール講習は「限定水域ダイブ」とも呼ばれており、流れや波がない落ち着いた場所で「ダイビングスキル」を学びます。
腰の上ぐらいの深さから水深5~6mのプールがある場所で行います。
ここでの目的は、ダイビングをすることに慣れてもらうこと。
まずは器材の使い方から学び、ダイビングスキルを1つずつ行っていきます。
具体的に、プール講習で行うダイビングスキルを一部紹介すると、以下の通り。
- 水中でマスクに水が入ったor外れた時の対処方法(マスククリア、マスク脱着)
- 水中での耳抜き
- フィンキックの仕方
- ハンドシグナル
- 中性浮力(「浮きもしない沈みもしない」状態を保つスキル)
- 万が一エアーが切れてしまったときの対処方法
深さも腰の上ぐらいなので、水中でパニックになっても立てばすぐに水面から上がれるので安心して講習に挑むことができます。
海洋実習
所要時間:2日間
学科講習とプール講習を終えたら、海デビュー。
海洋実習は「2日間×2ダイブ」となります。
海洋実習で行うことは、以下の通り。
- ビーチorボートのエントリー・エキジット方法を学ぶ
- インストラクターの目の前でダイビングスキルを実演する
- 海の中を泳いで探索してみる
ダイビングスキルは実際にインストラクターの目の前で行い、「冷静に正しくできているか」を見られます。
ちゃんとスキルが正しく行えるか不安になりますが、ここでは「海を楽しむ!」という気持ちで挑みましょう。
ボクもここで海の素晴らしさを体感しました。
いつもと違う、まるで異世界に迷い込んだような…。
あの時の感覚は今でも忘れられないですね。
海中で1人でも対処できるとインストラクターから判断されて、認定をもられば「ダイバーデビュー!」です。
あとはダイビングショップの指示に従って、cカードを申請するだけとなります。
よくあるQ&A
- Q.雨降るとダイビングは中止になる?
-
A.雨だけならダイビングできます。
なぜなら、雨が降っても海の中はあまり影響がないからです。
雨予報だからといって、「今日はダイビングできないのか…」とがっかりしなくてOK!
しかし、雨の日のダイビングは注意点がいくつかあります。
雨によるダイビングへの影響【主に4つ】①海の中が暗い
②気温が下がる
③透明度が下がる
④器材準備が辛い雨の日ダイビングは、上記のような影響があることに注意しましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しておりますので、ご参考ください。
あわせて読みたい雨が降ったら、ダイビングは中止になるの?
- Q.目が悪くてもダイビングできる?
-
A.目が悪くてもできます。
目が悪い人は、主に2択の方法になります。
- コンタクトを着用する
- 度付きマスクを使用する
ボクの経験上、初めてダイビングする人は「度付きマスクの使用」をおすすめしております。
なぜなら、コンタクトを使用するより「目への負担」が少なく、安全だから。
コンタクトを着用してダイビングはできますが、水中で外れてしまうリスクがあります。
そうなると、特に初心者は「水中でのパニック」に繋がる恐れがあるので、コンタクト着用はあまりおすすめできません。
以下の記事では、「コンタクト着用時の注意点」を詳しく解説しております。
あわせて読みたいコンタクトしたままダイビングできるの?【目が悪くてもできる】コンタクト着用してダイビングするなら、必ず読んでください!
- Q.船酔い、波酔いが心配です…
-
A.アネロンを飲むのがおすすめですよ。
ボクもかなり乗り物酔いする人ですが、アネロンのおかげで船酔いしなくなりました
リンク『アネロン』とは、エスエス製薬が販売している酔い止めで、ダイバーに最も人気がある酔い止めです。
「船酔いしやすい人はとりあえずアネロン!」と多くのダイバーに言われるくらい、信頼と実績があります。
詳しくは以下の記事で『アネロン』の魅力を語っております。
あわせて読みたい【船酔いしやすい人必見】おすすめの酔い止め『アネロン』をご紹介!以下の記事では、誰でもできる船酔いしないための対策をご紹介しています。ご参考にどうぞ。
詳細はこちら【船酔い対策】誰でもできる今後船酔いしないための対策4選!!
- Q.泳げなくてもダイビングできる?
-
A.泳げなくても大丈夫!
なぜなら「水泳」と「ダイビング」は、泳ぐ技術がまったく違うからです。
ダイバーの中には、「元々泳げなかったよ!」という人は多い。
泳げなくても平気な理由は、以下の通り。
- 息継ぎが苦手
→息継ぎがいらない - 身体が沈んでしまう
→器材で浮力調整できる - なかなか前に進まない
→フィンがある
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
あわせて読みたい泳げない人でもダイビングができる3つの理由【水中は怖くない】 - 息継ぎが苦手
【STEP④】:ダイビングライセンス取得後の楽しみ方
無事cカードを取得できたら、あとはダイビングを楽しむだけです!
このSTEPで、ダイビング中、何をしているのが一番楽しいのか見つけるきっかけにしてくださいね。
cカード取得後、ダイビングする方法は主に2つ
cカードを取得後、ダイビングをする方法は主に2種類あります。
- 「ファンダイビング」に参加する
- ガイド無しで、タンクのみ借りる
「ファンダイビング」に参加する
ファンダイビングとは、インストラクター(ガイド)に案内してもらいながらダイビングを楽しめるコースのこと。
いわば、遊びのダイビングを指します。
ダイビングショップが開催しているコースで、cカードを持っていることが参加条件となっております。
cカードを取得したばかりの初心者ダイバーは「ファンダイビングに参加する」ことをおすすめしております。
理由としては、経験豊富なガイドに苦手なスキルを相談できるから。
ショップに所属しているガイドは経験が豊富な上、インストラクターの資格を持っているので教えることに長けてます。
もし何かあってもガイドが助けてくれたり、苦手なスキルのアドバイスをもらうことができるというメリットがありますよ。
スペシャリティコースとは、ある特定のテーマでのダイビングスキルやノウハウ、楽しみ方を学べるコース。ドライスーツの使い方や中性浮力、ナイトダイビング、ディープダイビングなど、25種類以上あります。
スペシャリティコースは必須で受ける必要はありませんが、ダイビングスキルを磨く目的で受けておいて損はないと考えております。
詳しくは、以下の記事で解説しております。ご参考にどうぞ。
ガイド無しで、タンクのみ借りる
ファンダイビング以外にも、「ガイド無しで、タンクのみ借りて潜る」ことが可能です。
友達同士で、タンクのみ借りて潜る方法ですね
この方法の最大のメリットは、安くダイビングできることです。
しかし、ガイド無しで潜ることになるので、以下の注意点があります。
- ダイビング経験が豊富なこと
- 何度かガイド付きで潜った場所にすること
- ダイバー友達が必要なこと
cカード取りたての初心者ダイバーがいきなり友達同士のみで潜るのは難しいし、なにより危ないのでおすすめできません。
アドバンスオープンウォーター(AOW)を取得して、楽しみ方の幅を増やそう!
ファンダイビングに何回か参加し、ダイビングをすることに慣れたら「アドバンスオープンウォーターダイバー」を取得しましょう。
アドバンスオープンウォーター(以下、AOW)は、OW取得後、1つステップアップとして受講できるコースです。
このランクを取得することで、できることは以下の通り。
- 水深ー40mまで潜れる
- ダイビングの楽しみ方、スキルを磨ける
OWは水深18mまででしたが、AOWを持っていれば「水深40mまで」潜水可能になるのが最大の違い。
世界中の海を潜ってみたい人は、AOWまで取得することをおすすめします。
以下の記事で、「AOWまで取得した方が良い理由」を詳しく解説しております。ご参考にどうぞ。
ダイビング器材は購入するべきなの?
無事cカードを取得し、「今後もダイビング続けていきたいな」と考えているダイバーが次に悩むことは、
【ダイビング器材は「購入?orレンタル」どっちが良いの?】
という問題。
結論を言うと、「高頻度でダイビングするなら、早い段階で器材を購入した方が断然お得」です。
以下の記事では、「ダイビング器材を購入する場合とレンタルの場合でのメリット・デメリット」を検証しております。
これからダイビング器材を買いたい!という人に向けて、以下の記事では「どこでダイビング器材を購入するべきか」解説しております。
水中カメラを購入して、水中での楽しみ方の幅を増やそう!
ダイバーのほとんどが持っている「水中カメラ」。
水中カメラは水中で出会った生き物や景色を写真に残せるので、購入しておきたいですよね。
上記のような写真が撮れますよ(TG-6で撮影)
でも、どんな水中カメラを購入すればいいか悩む…
おすすめは、以下の2つです。
- オリンパス TGシリーズ(最新はTG-7)
- Go Pro (最新は12)
上記は、初心者ダイバーでも簡単に扱える水中カメラとなっているので、かなりおすすめです。
詳しくは、以下の記事をご参考ください。
沖縄でダイビングを楽しもう!
沖縄は透明度の高い美しい海と豊かな生き物達で知られており、ダイバーになったら誰もが憧れる場所です。
ダイバーになったら、まずは沖縄で潜りたい!
こんな人に向けて、以下の記事では「沖縄でダイビングする際、忘れてはいけないこと」を解説しております。
ボクが過去に沖縄へ行ったときの体験談や、やらずに後悔したことをまとめてみた記事です。
以下の記事では、沖縄のダイビング情報や観光情報をまとめた記事となっております。
実際にボクが沖縄へ訪れたときの様子や情報をまとめております。
今後も上記のような記事を増やしていく予定なので、お楽しみに。
お世話になったショップのレビュー記事を書いております
うみたび。では、お世話になったダイビングショップのレビュー記事を書いております。
記事数はまだまだ少ないですが、今後も力を入れて増やしていこうと考えております。
ダイビングショップを探している人はぜひ、ご参考にして頂けると幸いです。
【まとめ】せっかく始めるなら、楽しくダイビングをしよう!
今回は「1人でも後悔しないダイビングの始め方」を解説しました。
ダイビングを始める上で一番意識してほしいのが、とにかく楽しむこと。
- ライセンス講習、認定もらえるか不安だなぁ
- 不合格になったらどうしよう
などと不安になるかと思いますが、ご心配なく。
実は「ダイビングライセンスの合格率は95%以上」と言われており、まじめに実習に取り組めば簡単に取れてしまいます。
簿記の2級を取るときみたいな緊張感は、いりません。
不安になる気持ちはわかりますが、まずはダイビングを楽しむことを意識してみましょう。
実際、潜ってみるとめちゃくちゃ楽しいと思いますよ。
それでも不安なことがあれば、この記事にコメントをください。
X(旧ツイッター)もやっているので、DMで問い合わせても問題ございません。(@kazu_anemone12)
以上が参考になれば嬉しいです。ありがとうございました!
どこでライセンス講習を予約するのがお得なの?
ダイビングライセンスを取得するなら、「アソビュー!」がおすすめ!
理由は、以下の通り。
- 会員登録で5%OFFクーポンプレゼント中!
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詳しくは「【徹底解説】アソビューでダイビングの予約がおすすめな理由【7選】」で解説しておりますので、ご参考にどうぞ。