【ダイビング、観光情報など】久米島の魅力を語ります【ぼっち日記】
こんにちは。「プロぼっちダイバー」のkazuです。
沖縄がとにかく大好きで、年に4回を目標に「沖縄ダイビング旅行」をしております。
そんなボクが今回、お盆休みを利用して「久米島」に行ってきました(3泊4日)。
- 「久米島」ってどこにあるの?
- ダイビングで何が見れるの?
- ダイビング以外に、観光、ご飯情報が知りたい!
上記の疑問を解決できます。
「久米島」でのkazuの体験談もお話しているので、日記感覚で読んでいただければと思います。
【久米島】車があれば約1時間で1周できてしまう島
久米島は沖縄諸島で最西端にある島で、人口は7000人程度。
面積は約60㎢で、車だと約1時間程度で1周できてしまいます。
久米島では、「ミニジープ」というゴーカートみたいな乗り物を借りることも可能です。(【アフターダイブ編】で後ほど語ります)
久米島の魅力は、何といっても「海の透明度の高さ」。
↑エントリーした直後の写真(Photo by kazu-anemone12)
久米島は、高確率でマンタに出会えるスポット「マンタステーション」があることも有名ですね。
透明度が高く、綺麗な海を堪能できるし、マンタという大型生物に出会えるのはとても魅力的。
世界から多くのダイバーが集まってくる、有名なダイビングスポットの1つです。
久米島への交通手段(フェリーと飛行機の2種類ある)
沖縄本島から久米島への交通手段は以下の通り。
①飛行機:那覇空港→久米島空港【所要時間:約30分】
②フェリー:泊港(とまりん)→久米島(兼城港)【所要時間:約3時間半】
東京からだと、羽田or成田空港→那覇空港に行き、久米島まで乗り継ぎで飛行機を利用するか、フェリーを利用するかの選択になりますね。
期間限定(2023年は7/14~8/31)で、羽田空港⇔久米島空港までの直行便があります。
行きは午前便(羽田空港11:15発→久米島13:50着)、帰りは午後便(久米島空港14:30発→羽田空港18:25着)の合計2便。
今回は行きに「直行便」を、帰りは「久米島空港→那覇空港→羽田空港」で行ってきました。
「日本の渚百選」に選ばれた【イーフビーチ】
久米島の代表的なビーチといえば、【イーフビーチ】。
「日本の渚百選」にも選ばれるほどの美しさがあるビーチです。
長さはなんと約2㎞もあり、透明度も抜群に良く、遠浅で波も穏やかなので大人も子供も安心して楽しめるロングビーチです。
イーフビーチから徒歩圏内にホテルがいくつかあるので、気軽に行きやすいですね。
↑早起きすれば、日の出を拝みながら散歩できます(Photo by kazu-anemone12)
↑イーフビーチの星空(Photo by kazu-anemone12)。周りに街灯が少ないので、夜に綺麗な星空を堪能できます。
1日中座って眺めているだけでも、癒されるビーチかなと思います。
今回泊まったホテル【イーフコンドミニアム久米島】
ボクの泊まったホテルについて。
↑「イーフコンドミニアム久米島」ホテルの外観(エクスペディアから引用)
【イーフコンドミニアム久米島】はイーフビーチ近くにある宿で、空港からホテルまでバスで約30分で着きます。
バス停は「イーフビーチホテル」で降りた方が近いです。※バスの時刻表、料金はこちら
基本的に管理人は不在で、チェックイン時は1階フロントに自分の名前が記載されている封筒に鍵が入っているので、回収したらそのまま部屋に入れます。
チェックアウトもフロントの「鍵回収ボックス」に入れるだけ。とても楽でした。
ホテル近くにはご飯屋さんや居酒屋もたくさんあり、イーフビーチまで徒歩1~2分で行けてしまうので立地がとても良かったです。
久米島にファミリーマート!?
イーフビーチ周辺を散策していると、なんと見覚えのあるお店が!
↑ファミリーマート久米島イーフビーチ前店
まさかこんなとこでファミリーマートがあるとは(笑)
店内は、都心にあるのと同じ品揃えです。
営業時間は24時間営業で、日曜のみ7:00~24:00までとのこと。
ホテルや居酒屋、イーフビーチ近くにあるので、とても便利でした。
ちなみに、久米島にはファミリーマートが2店舗あり、兼城港付近に「久米島仲泊店」があります。
ここらへんに泊まる人は覚えておくといいですね。
【海の世界へ】透明度はなんと40mオーバー!
↑エントリー直後の写真(Photo by kazu-anemone12)
今回の目的であるダイビングについて。
久米島の海の透明度は40mオーバー。「空気か?」と錯覚するくらい、透き通っていました。
ただただ「美しい」の一言でした。
さすが、琉球王朝時代から「琉美(くみ)の島」と言われてただけありますね。
↑ボートからでもわかるエメラルドグリーン。「綺麗」の一言しか出てこない…(Photo by kazu-anemone12)
ぷかぷか泳いでるだけでも気持ちよかったです。
【目的①】モンツキカエルウオ
今回、久米島に訪れた目的の1つは「モンツキカエルウオ」に出会うこと。
「モンツキカエルウオ」の魅力は、以下の通り。
- オレンジ色の斑点
- クリクリした目
- アナゴさんのようなデカいたらこ唇
クリクリした大きな目で、穴から見てくる姿がとにかく可愛いんですよ(笑)
久米島では、水深5m前後の浅場で観察できる生物なので今回の目的にしました。
↑出会えましたが、なんか白くモヤがかってる(Photo by kazu-anemone12)
実は、モンツキちゃんに出会ったその日、カメラハウジング内部のレンズが曇り散らかしまして…
3年間ダイビングしてて初めてだったので、結構落ち込みました…(笑)
その分、目に焼きつけてきたので問題ありません!
↑こちらを警戒してますね(Photo by kazu-anemone12)
穴から警戒しながらひょこひょこしてたのがめちゃくちゃ可愛かったです。
次行く時は、万全な状態で綺麗に撮りたいと思います。
【目的②】マンタ
目的2つ目は「マンタ」に出会うこと。今回のメインです。
久米島といえば、マンタですね
久米島でマンタに出会えるスポット「マンタステーション」は、なんと2018年と最近新しく発見されたポイントとのこと。
マンタが身体のクリーニングをしにやってくる場所(ステーション)だから、「マンタステーション」と名付けられました。
年間を通して高確率でマンタに出会えるスポットとして、今では久米島の名物スポットになりました。
実は、ボクは未だに自分より大きい生物に出会ったことがありません…
一度、マンタ目的で石垣島に行ったのですが出会えず…。
今回こそは「自分より大きい生物」マンタに出会うべく、久米島にやってきたのです。
結果はこちら。
↑マンタ出会うことができました!!(Photo by kazu-anemone12)
ついに!念願のマンタに出会えました!!
とにかく大きくて、迫力がありましたね!
大体4~5mくらいだったかと思います。
結構近くまで接近してくれましたね。(すこし怖かったですが笑)
↑優雅に泳ぐマンタの姿は圧巻でした…(Photo by kazu-anemone12)
今回は1匹のマンタがボク達の周りを泳いでくれましたが、多いときは何匹も群れて泳ぐ姿も見れるのだとか。
今回のメインである「マンタ」に出会えて本当に満足でした。
ありがとう。マンタ。
【アフターダイブ】久米島での観光
ここでは、久米島でどんな観光をしてきたのか書いていきたいと思います。
①ミニジープで久米島を1周してみた
②夜のビーチで星空観測してみた
③「久米仙人」を名乗る人物に遭遇した話
1つ観光じゃない話がまぎれてますが、もしかしたら久米島で出会う可能性があるのでお話させてください(笑)
①ミニジープで久米島1周してみた
久米島の最終日。
レンタカー借りて観光しようと思ったが、お盆の時期もあって満車。
かといってレンタサイクルを借りるには暑すぎるし、坂道の多い久米島で乗るのはシンドい。
そんなときにおすすめなのが「ネクストクルーザー(ミニジープ)」です!
↑ミニジープ。想像した以上に小さく、「ゴーカート」を乗っている気分でした(Photo by kazu-anemone12)
イーフビーチエリアにある「久米島ミニカー レンタルユウショウ」で借りられます。
価格は以下の通り。
初乗り1h:2500円(1h追加ごとに1800円~)
半日(4h):6500円
1日(8h):9800円
久米島は1~2hあれば車で1周できてしまうほどの広さです。
久米島は1~2hあれば車で1周できてしまうほどの広さです。なのでのんびり観光したいなら、「半日(4h)」で充分かと思います。
1時間からでも乗れるので、ダイビング終えてからでも借りれますよ!
「ゴーカート」に乗っているのと同じ乗り心地でしたね。
最初は運転するのが難しく感じるかと思いますが、店員さんが丁寧に教えてくれます。
旅行のときにしか乗らないペーパードライバーであるボクでも運転できたので安心してください。
↑美しい景色を堪能しながら、のんびり走ってました(Photo by kazu-anemone12)
30~40㎞くらいでるので、スピードを出した際に感じる風もとても気持ちよかった。
1つ注意点としては、天気が良いとめちゃくちゃ日焼けします(笑)
屋根がないので、紫外線をもろに浴びますからね。
かといって、帽子をかぶると風で飛ばされてしまう危険もあるので、注意が必要。(あごに引っ掛ける紐がある帽子がおすすめ)
ボクもダイビングする以上に焼けてしまったので、乗るときは日焼け対策は忘れずにしましょう!
店名 | 久米島レンタカー「レンタルユウキュウ」 |
連絡先 | 080-9851-3215 |
住所 | 沖縄県島尻郡久米島町謝名堂548-13 |
サイト | インスタグラムがあります |
②久米島の星空はとにかく綺麗
午後9:00、ホテル近くの居酒屋でご飯とお酒を堪能した帰り。
ホテルに戻る途中、その日(8/13)はペルセウス流星群があることを思い出し、夜のイーフビーチに立ち寄った。
夜のビーチは町の灯りが多少漏れていたが、予想以上に真っ暗で少し怖かったのを覚えています。
↑イーフビーチの星空をiphone12で撮影(Photo by kazu-anemone12)
空を見上げてみると、満天の星空が広がっています!
この日は雲1つない快晴だったので、天の川もうっすら観察できました。
とても綺麗。
流れ星もちらほら観察でき、気がついたら1時間以上砂浜に座って上を眺めておりました(笑)
帰ったあと、首が痛かったです(笑)
ビーチシートを持ってきて、寝転がりながら観察のがおすすめです。
都会では滅多に見れない美しさなので、天気が良い日はぜひ満天の星空で癒されてみてはいかがでしょうか。
③「久米仙人」と名乗る人物に遭遇
夜のビーチで星空を眺めていると、ビーチ沿いを歩く1人の老人がこちらに近づいてきた。
最初は暗くて見えなかったが、よく見てみると長い枝?をもって歩いてくる。
「やばい、変な人きた」と焦っていたら、話しかけられた。
きみ、どこからきたの?
東京からきました。
僕ね、久米島からきた久米仙人ていうの。
「久米仙人」と名乗る老人が持っていたライトの光を長い枝にあてると「久米仙人」と掘ってある。
ここで長い枝が「杖」であることがわかった。
久米仙人ですか…(何言ってるんだ?この人は)
あれ?知らない?ネットで調べるとわかるよ。
半信半疑で調べてみると、「久米仙人」に関する記事がたくさん出てくる!
「久米仙人に洞窟を案内してもらいました!」という体験談を語るブログもあり、少なくとも「久米島の有名人」であることは理解した。
今日は綺麗な星空が観察できる。でも、ここ(イーフビーチ)は光が多いからもっと暗い場所に行った方がいい。
そんなアドバイスを頂いたら、「じゃ!」と言って町のほうへ歩いていった。
なぜここにいたのか、一体なにをしている人なのか、聞きたいことは色々あったが、何にも言いようがない「不思議な体験」をした気分になりましたね。
気になる方は「久米島 仙人」で調べてみてください。
久米島のご飯情報(イーフビーチ付近)
久米島で美味しかった居酒屋、ご飯屋を紹介していきます。
久米島は当日、満席で入れないことが多いので注意が必要。
- 海鮮 酒処 海坊主
- 波路
順に紹介します。
海鮮 酒処 海坊主
↑海鮮 酒処 海坊主(Photo by kazu-anemone12)
夫婦で経営しており、特に奥さんがとてもフレンドリーな方です。
ダイビングのお話をすると、お会計時に「明日はマンタ見れるといいね!」と励ましてくれたのはとても印象的。
気さくに話しかけてくれるので、1人でも楽しく会話できると思いますよ。
↑握り寿司5貫(Photo by kazu-anemone12)
お寿司も握ってくれます。
島で食べる海鮮は新鮮でぷりぷりしており、どれも絶品で美味しかったです。
↑車エビの塩焼き。皮ごとバリバリ食べられますよ(Photo by kazu-anemone12)
久米島グルメといえば、車エビ。ここでは車エビを色んな調理方法で頂けます。
塩焼きから唐揚げ、お造り、バター焼きなど、どれも美味しそうなのでとても迷いました…(笑)
どの料理もボリュームがあり、ビールと合うので美味しく頂けました。
↑鶏皮ポン酢。ライムを絞ることでまた違ったアクセントがあり、ビールが進みます。(Photo by kazu-anemone12)
「海坊主」さんの注意点は、席予約ができないとこです。
デメリットに聞こえますが、逆に考えると早めに行けば確実に空いている、ということです。
イーフビーチ周辺の居酒屋は、どこも予約で満席で一杯になりやすいのでとてもありがたい
開店と同時に行けば確実に入れますので、ご飯難民になりそうならぜひ訪れてみてください。
店名 | 海鮮 酒処 海坊主 |
電話番号 | 098-985-7887 |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 水曜日(不定期あり) |
波路(なみじ)
波路(公式サイトから引用)
夜は居酒屋を経営しており、ランチもやっています。
夜は予約で満席の場合が多いので、注意が必要。
↑刺身定食。お昼からビールを頂いております(笑)
今回はランチに訪れ、刺身定食を頂きました。
新鮮なお刺身が8種類あり、とにかく、ボリュームがあって美味しかった…
最初頼んだとき、舟に乗ってやってくるとは考えもしなかったですね(笑)
夜に居酒屋をやっているからなのか、メニューも豊富です。
ぜひ訪れてはいかがでしょうか?
店名 | 波路 |
電話番号 | 098-985-7046 |
営業時間 | 昼(11:00~15:00) 夜(17:00~22:00「LO21:00」) |
【まとめ】のんびり島生活を体験したいなら、久米島へ
今回は、「久米島の魅力(基本情報や観光、ご飯情報)」についてお話していきました。
ボクが感じた、久米島の最大の魅力は「のんびりした島生活が体験できる」とこかなと思いますね。
東京などの都心は、ビルの窓から漏れる光や街灯でギラギラしており、車のエンジンや人の会話、歩く足音で騒がしい場所です。
そんな「眠らない街」で、何かに追われているのだろうか?と思うくらい、1人1人がせかせかと慌たたしく過ごしています。
そんな中で生活していれば、疲れ果ててしまうのは当然ですよね?
東京は住んでいるだけで、五感「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」すべてに響くような感覚に見舞われるので、疲れてしまいます(わかる人いるかな笑)
久米島では、静かでゆったりした時間を過ごすことができますよ。
海の波音や風を感じながらビーチを散歩したり、天体観測したり、グルメを堪能したり、島民の温かさに癒されたりなど。
島全体から「癒し」と「パワー」をもらえます。
今回お盆休みを利用したので、観光客が多かったものの、「のんびりした島生活」を堪能できたかなと思います。
都心のような騒がしい場所から避難したい人は、ぜひ久米島に訪れてはいかがでしょうか?
ありがとうございました!