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費用の悩みを解決

【格安は要注意】ダイビングの免許を取るのに掛かる合計費用は?

kazu(かず)

こんにちは!「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。

  • ダイビングの免許を取るのに、いくらお金かかるの?
  • ホームページによって金額が違う理由はなに?

これからダイビングライセンスを取ろうと考えている方で、こんな疑問を抱えている人はたくさんいます。

結論から言うと、ダイビングライセンスを取るだけなら「7~9万円(交通費、食費、宿泊費は別)」が相場かと思われます。※都市型ダイビングショップ6店舗調べて平均した価格。

(通常は10万だけどキャンペーン中で7万くらいになっているとこもありました)

今回は「ダイビングライセンスを取得するまでに総額いくら掛かるのか」を解説していきますね。

この記事でわかること
  • ダイビングライセンス(cカード)を取得するまでに総額いくら掛かるのか?
  • ダイビングライセンスを取得する費用の内訳は?
  • 「安い」という理由だけで選んではいけない理由は?

いくらかかるのか知っておくだけで、金銭面で損しなくなりますよ!

相場を理解すれば、悪徳ダイビングショップのお世話にならずに済む!

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ダイビングの世界では、免許を「cカード」と呼ぶ

PADIから発行された「cカード」

ダイビングするための免許のことを「ダイビングライセンス」と呼んだり、「cカード」とも呼んでおります。

「c」はcertification(認定)から頭文字をとったもの。

「cカード」を取得すれば、ダイビングに必要な知識やスキルを習得したことを認定する証となり、ファンダイビングへの参加や器材の購入が可能となります。

ダイビングライセンスは国家資格ではなく、あくまで民間の指導団体が認定したという「認定証」となる。

これから取得するダイビングライセンスの種類

これからダイビングライセンスを取りたいという人は、PADIであれば「PADIオープンウォーターダイバー」という初級のライセンスを取る事になります。

今回はPADIを例にお話しますが、実はPADIの初級ライセンスにも2種類あります。

  • PADIオープンウォーターダイバー
  • PADIスクーバダイバー

どのライセンスを取るのかによって金額に大きな差が生まれる場合があるので、2つの違いをしっかり理解しておきましょう。

PADIオープンウォーターダイバー

PADIオープンウォーターダイバーは一番初級レベルのダイビングライセンスです。

ここでは「ダイバーとしての基本的な知識と海の中での基本的なトラブルの対処方法(ダイビングスキル)を学ぶコース」で、

学科講習、プール講習、海洋実習の3ステップで取る事が可能で、最短でも4日は掛かります。

オープンウォーターダイバーを取得すれば以下の事ができます。

オープンウォーターダイバーでできること
  • 水深18mまで潜水可能
  • 一度取得すればダイビングショップで器材の購入、レンタルが可能
  • プロダイバー以上の人と一緒ではなくても、バディ同士で最大水深18mまで潜ることができます。

PADIスクーバダイバー

PADIスクーバダイバーは時間がない人向けに設けられたコースです。

オープンウォーターダイバーを取得するには最低でも4日掛かることが多いです。

スクーバダイバーはオープンウォーターダイバーコースの講習内容の一部を行うことで取得することができ、最短でも半日~1日で取れるとのこと。

なので「オープンウォーターダイバーコース」より安く取得することができます。

しかしスクーバダイバーはオープンウォーターダイバーと比べると、できる事は限られてしまいます。

スクーバダイバーでできること
  • インストラクターの引率の下、水深12mまでの潜水可能
  • オープンウォーターダイバーコースの一部を受講済みとみなされるため、ステップアップが簡単にできる場合がある

なので「4日も時間が取れないよ!」という人や「もっと気軽にダイビングしたい!」という人向けに設けられているコースということを覚えておいてください。

ダイビングライセンスを取るのに総額いくら掛かるのか

「PADIオープンウォーターダイバー」を取得するのであれば、地域差はありますが

交通費、食費、宿泊費は別で「7~9万円」が相場かと思われます。

なぜ金額に幅があるのかというと、ダイビングショップによって含まれる費用、含まれない費用が異なるからです。

では具体的にどんな費用が掛かってくるのか、下記で紹介していきます。

費用の内訳

下記にダイビングライセンスを取得する際に掛かる基本的な費用の内訳を載せます。

これから受講する講習費用の内訳を理解することはとても大事なので、しっかり読んで理解しましょう。

基本的な費用内訳

①教材費
→マニュアル本(テキスト)、ログブック、DVDなどの費用(指導団体によって多少変わる)
②講習費
→学科講習、プール講習、海洋実習での指導料
③cカード申請料
→認定後、ダイビング指導団体にcカードを申請する際に掛かる費用
④施設利用料
→プール講習で使用するダイビング専用プールの施設利用料、海にある施設(シャワー、トイレ、更衣室など)の利用料
⑤器材レンタル代
・ダイビング器材
→フィンやマスク、BC、レギュレーター、ウェットスーツorドライスーツ
・タンク、ウエイト
→タンクは酸素ボンベのことで、ウエイトは水中に沈むために身につける重りです。

下記の項目はホームページ上の金額に含まれないことが多い費用です。

その他

①交通費
→ダイビングショップやプール施設、海までの交通費
②宿泊費
→海洋実習は1泊2日で受ける場合が多いので、宿泊する際の金額。日帰りで受けるならかからない。
③食費
→講習中に掛かる食費。お弁当が支給される場合もある。

実際にkazuが掛かった費用を紹介

ここではkazuが「PADIオープンウォーターダイバー」を取得したときに掛かった費用を紹介していきます。

交通費、食費、宿泊費は「住んでいる場所、海、宿泊する宿のランク」によって大幅に変わりますので、あくまで参考程度に。

条件
  • 東京在住
  • 東伊豆(富戸)で取得
  • 4日間(学科講習、プール講習、海洋実習2日間)で取得

実際にかかった費用がこちら。

実際にかかった費用(2020年3月)

講習料金:39000円
→キャンペーンをやっていて少し安かった
器材レンタル代:32120円
→プール講習、海洋実習の3日間分
宿泊費(1泊2日朝夕2食付き):9000円
→海洋実習時に1泊
食費:2000円
→プール講習、海洋実習時の昼食)
交通費:5000円
→東京から東伊豆(富戸)までの交通費
総額:87120円

交通費、食費、宿泊費を抜くと「71120円」とほぼ相場通りでしたね。

キャンペーンやってたおかげで10000円安く取得することができました

kazu
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ショップを「安い」だけで選んではいけない理由は?

上記でダイビングライセンスを取得する際に掛かる金額は「7~9万円」とお話しました。

実際に検索してみるとわかります。

しかし、中には「19800円」という破格な金額で講習を受けられるところがあります。

えっめちゃくちゃ安いやん!!ここでよくない?

と思うかとしれませんが、

ライセンス取得で「19800円」はあまりにも安すぎるので絶対に疑ってかかった方が良いです。

「安さ」には必ず理由があります。

安い理由は以下の場合が多いです。

・一部の費用が含まれていない
・全ての器材を購入しないと受講できない
・「オープンウォーターダイバー」ではなく「スクーバダイバー」だった

順番に説明していきますね。

一部の費用が含まれていない

ホームページ上には「39800円で取得できます!」と書いていても、実はレンタル代や施設利用料が別途掛かってしまい、結局10万以上掛かるケースがあります。

大々的に書いてある金額に惑わされずに、「講習料金になにが含まれているか、なにが含まれていないか」をしっかり確認しましょう。

ここでもし詳細の金額が書かれていない場合は、ホームページをしっかり確認した上で、店へ問い合わせした方がよいと思います。

全ての器材を購入しないと受講できない

まだ講習も受けたこともない人に対して、全ての器材の購入を勧めてくるダイビングショップの話はよく聞きます。

もっと酷くなると、「器材を全て購入しないと講習を受講できない」と言われ、講習を受けられないというパターンがあったりとか。

言っておきますが、器材を全て購入しなくてもライセンスは取得できますよ!

確かに、早い時期に全ての器材を購入しておけば上達が早くなるというのはわかります。

ダイビングショップ側も集客のために必死になって営業しているのかと思います。

ただ、ダイビング器材は物によってかなり高額です。

それにもかかわらず、まだ始めたこともない、これから続けるのかもわからない人にいきなり全ての器材を購入させるのはボク的には「うーん」と思ってしまいますね。

最初に全器材購入を勧めるだけならいいと思いますが、全て器材の購入を強要してきた場合は、強要してきたダイビングショップで受講するのをやめた方がよいでしょう。

「オープンウォーターダイバー」ではなく「スクーバダイバー」だった

このケースもよく見ます。

最初ボクが「ダイビングライセンスを取る際に掛かる金額」をネットで調べていたときでした。

講習料金「19800円で受けられます!」と書いてあるのを見た時に「めちゃくちゃ怪しいな」と思って費用の詳細を見たのですが、レンタル代、講習料、教材費などは全て含まれていました。

「あれ?本当に安くない?」と思ってよく読んでみると、受講するコースが「オープンウォーターダイバーコース」ではなく「スクーバダイバーコース」だったのです。

え?スクーバダイバーでも海に潜れるんじゃないの?

確かに海に潜る事は可能です。

ですが、「スクーバダイバーコース」は「オープンウォーターダイバーコース」の講習内容の一部を行うことで取得することができる代わりに、ダイビングできる範囲や制限が「オープンウォーターダイバー」より厳しくなってしまいます。

時間が取れない人や気軽に取りたい人向けに設けられたコースなのです。

「オープンウォーターダイバー」と「スクーバダイバー」の違いを理解した上で受講すればよいのですよ?

しかし、本来「オープンウォーターダイバー」取りたかったのに「激安!」という言葉に飛びついた結果、取得できたライセンスが「スクーバダイバー」だった、ということは避けたいところ。

自分がどのライセンスを取りたいのかホームページで確認またはショップへ問い合わせてみて、最終的にどのライセンスを取得できるか確認しておく必要があります。

あわせて読みたい
【初心者必見】ダイビングライセンスのランクってどこまであるの?アマチュア編
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【まとめ】ライセンス講習を受けるときは、相場をしっかり理解することが大事

今回は「ダイビングライセンスを取得するのにどのくらいお金がかかるのか?」についてお話してきました。

下記が今回の記事のまとめです。

  • ダイビングライセンス(オープンウォーターダイバー)を取るなら「7~9万円(交通費、食費、宿泊費は別)」が相場
  • あまりにも「激安」な金額を提示していたら、まずは疑ってしっかり調べておくこと

これからダイビングライセンスを取ろうと考えている人にとって、相場を理解しておくことは自分の身を守るためでもあります。

「予算と実際に払った金額がかなり違う…」とか「全部器材買わされてしまった…」とか「オープンウォーターダイバーを取りたかったのに受講してみたらスクーバダイバーコースだった…」とか、

せっかくダイビングに興味を持ってくれてたのにそんな後悔の声を聞きたくありません!

今回の記事を読むことで少しでも多くの人が「気持ちよく、楽しいダイビング」ができることを願います。

ありがとうございました!

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プロぼっちダイバー
PADIダイブマスター(プロのライセンス)
一人でダイビングを始めて4年(2024年7月まで)で170本
離島(特に沖縄)が大好きで、年4回以上行くことを目標に生きてます
【潜った場所】
富戸、IOP、逗子、伊東、大瀬崎、熱海、江の島、川奈、伊豆大島、串本、井田、雲見、八幡野、石垣島、竹富島、黒島、渡嘉敷島、西表島、奄美大島、久米島、宮古島、波照間島、与論島
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