初心者おすすめのダイブコンピューターはカルムプラスです【レビュー】
こんにちは。「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。
これからダイビングを続けていくなら持っておきたいダイブコンピューター(以下、ダイコン)。
しかし、特に初心者ダイバーは以下のような悩みを抱えていることが多いです。
- ダイコンって何を購入すればいいの?
- そもそも必要なの?
- 初心者にも扱えるものを教えてほしい!
そこで今回は、プロダイバーであるボクが「初心者で迷ったら、これを買っておけ!」というものをご紹介します。
それがアクアラングが販売している『CALM plus+(カルムプラス)』です。
おすすめする理由は以下になります。
- ソーラー充電が可能!
- ログデータをスマホに送れる!
- 多彩な色(全16種類)から選べる!
カルムプラスはボクが4年以上愛用しているダイコンです。 機能性も問題なし、今でも現役ですよ。
- そもそもダイコンって必要なの?
- ダイコンを選ぶ際の基準は?
- 初心者ダイバーにカルムプラスをおすすめする理由は?
- カルムプラスを使用する上での注意点は?
いち早く「カルムプラス」について知りたい人は、こちらからジャンプできます!
ダイブコンピューターって必要なの?→必要です!
ダイブコンピューターは、現在の水深や水温、潜水時間、最大深度など、リアルタイムで今潜っている情報がわかります。
略して「ダイコン」と呼ばれることが多い!
ダイコンを持っておくべき最大の理由は「減圧症になるリスクを減らす」ためです。
潜水終了時に発症する病気で、ダイビング中、身体から抜けずに溜まった「窒素」が気泡化することで発症します。発症すると血液や脊髄、脳、肺、脂肪、関節など様々な身体の組織にダメージを与えたり、血管を防いでしまいます。
主な症状:関節の痛み、筋肉痛、けいれん、手指の麻痺、めまい、嘔吐など
減圧症は重症化すると後遺症が残ったり、最悪の場合、死に至る可能性のがあるかなり危険な病気です。
「減圧症のリスクを減らす」にはどうすればいいの!?
そこで活躍するのが、ダイブコンピューターです。
ダイブコンピューターには「減圧不要限界(NDL)」という減圧症のリスクを減らすための計算機能が付いています。
ダイビングでは「水深ごとに滞在できる時間のリミット」を減圧不要限界(NDL)といい、「今いる水深にあと何分間滞在できるか」を無限圧潜水可能時間といいます。NDLは「これ以上、身体に窒素が溜まったら危険ですよ!」というのを教えてくれます。
例)水深18mで無限圧潜水可能時間(NDLと表示されていることが多い)36分とあれば、あと36分滞在できる。
ダイブコンピューターは、この無限圧潜水可能時間を一目で確認することができるので減圧症になるリスクを減らす上で必須のアイテムをなります。
【これで失敗しない】ダイブコンピューターを選ぶ際の基準は、主に3つ
以下の3つを基準に選びましょう。
①機能性
②デザイン
③操作性
順番に見ていきましょう。
①機能性
ダイブコンピューターに必要な機能が備わっているかを確認します。
- オート潜水モード(水深1~2m以下に潜ると自動的に「潜水モード」になるか)
- 潜水モード時の表示(無限圧限界時間「NDL」、現在の水深、潜水時間)
- 安全停止のカウントダウン(水深6m以上に浮上すると「あと何分安全停止すればよいか」カウントダウンしてくれる)
- 警告アラーム(浮上速度が速い、減圧停止の警告)
- 体内窒素排出時間、体内窒素量の表示
- ダイビングログ機能(エントリー、エキジット、潜水時間、最大深度と平均水深、水温など)
- ナイトロックス対応
- 水面休息時間
- バックライト
以上の機能が最低限必要な機能ですので、上記の機能が備わっていないダイブコンピューターはやめておきましょう。
以下に、あると便利な機能も紹介します。
- Bluetoothでスマホにログデータを送れる
- GPS機能
- トランスミッターを用いた残圧表示(トランスミッターをタンクに取り付けて残圧を測り、ダイコンに表示させる機能)
- デジタルコンパス
- バイブレーションによる警告・海の満潮、干潮時間を表示・ダイビング以外の機能(心拍測定、ストップウォッチなど)
必ずしも必須ではありませんが、あると便利でより楽しく安心してダイビングできる機能です。
②デザイン性
器材を選ぶ上で大事なのが、「デザイン性」。
- ダイコンの色、形(丸くて大きいor四角形)
- 画面の表示(カラーor白黒)
- 充電方法(ケーブル充電、ソーラー充電、電池交換)
- 本体の材質
「ダイコンの色、形」と「画面の表示」は好みですが、「充電方法」と「本体の材質」はしっかり確認しましょう。
「本体の材質」は軽くてさびない材質「プラスチック樹脂」なのか、落としても傷つきにくい「チタン」「ステンレス」なのか確認すること。
「充電方法」はソーラ―充電がおすすめです。(下記で詳しく説明)
③操作性
初心者でも簡単に使える「操作性」も選ぶ基準の1つになります。
- ボタンが少ないか
- ボタンが小さくないか
- 機能メニューがシンプルで覚えやすいか
初心者は「操作性がシンプルで覚えることが少ないもの」を選ぶことをおすすめします。
ダイビング中は「潜水モード」に切り替わるものが多いので、水中で操作することはほとんどありません。
カルムプラスの商品詳細
ここでは、カルムプラスの商品詳細をお話しますね。
→スマホの方はスライドして見れます→
価格(楽天市場の場合) | 69800円(割引クーポン有) |
製品概要 | ・サイズ:58.9×52.4㎜ ・厚さ:約14.3㎜ ・重量:約75g |
主な機能 | ・「最低限必要な機能」(上記で説明)全て搭載 ・デジタルコンパス ・ストップウォッチ、タイマー、アラーム ・海の満潮、干潮時間を表示 ・Bluetooth搭載(スマホにデータ転送) |
充電方法 | ソーラ充電 |
本体の材質 | プラスチック樹脂 |
色の種類 | 全16種類 |
販売元 | アクアラング |
→スマホの方はスライドして見れます→
楽天市場では「26000円OFFクーポン」を配布中ですよ!(2024年3月時点)
楽天市場では頻繁に割引クーポンを配布しておりますが、いつ無くなるかわかりません。
お早めの購入をおすすめしますよ。
アクアラングが販売している『CALM plus+(カルムプラス)』は初心者で迷ったら、これ1個で不自由なくダイビングできるダイコンです。
機能も、必要な機能を全て持っているので安心です。
腕に巻くとこんな感じ。
普段使いでも違和感なく使用できますね。
『CALM plus+(カルムプラス)』をおすすめする理由は、主に3つ
おすすめする理由は、以下の通り。
- ソーラー充電が可能!
- ログデータをスマホに送れる!
- 多彩な色(全16種類)から選べる!
順番に見ていきましょう。
①ソーラー充電が可能
ダイブコンピューターには電池交換式、ソーラー充電、ケーブル充電の3種類があります。
ボクのおすすめは、ソーラー充電式。
理由は、明かりのあるところに置いておくだけで充電ができて楽だから。
電池交換式のメリットは、ダイコンは価格が安く、最安値で3~40000円で購入できます。しかし、何年かごとに電池交換しないといけないのがデメリットで、業者さんに1回7000円~8000円で頼んで交換してもらわないといけません。
ケーブル充電式は、いちいち自分で充電しなければならないのがデメリットです。カメラやストロボを持っている人だと、たくさん充電するものがありすぎて「ダイブコンピューター充電し忘れた!」という事態になってしまう可能があるからです。
その点、ソーラー電池式であれば曇りの日でも1時間弱で充電できてしまうので、かなりおすすめですよ。
『CALM plus+(カルムプラス)』の取扱説明書によると、1日使用するために必要な充電時間が以下の通り。
晴れた日の屋外 | 5分 |
晴れた日の窓際など | 24分 |
曇りの日の窓際など | 48分 |
蛍光灯下の室内など | 8時間 |
外出時やランニングに行く際に身につければすぐに充電できますし、とりあえず窓際に1時間以上置いておけば充電できる!ということですね。
室内の蛍光灯下に置いておくだけでも充電できるのはありがたい
ただし、窓際に置いて充電するときは、置いたことを忘れて出かけないように気を付けましょう。
1度、窓際に置いたことを忘れてそのままダイビングに出かけた経験があります(笑)
②Bluetooth搭載でログデータをスマホに送れる
『CALM plus+(カルムプラス)』にはBluetoothが搭載されており、ログデータをスマホに送ることができます。
ダイビングログの管理がしやすいし、しかも結構見やすい!
↑これが実際の画面。(スマホにアプリをダウンロードする必要有)
ダイコンからスマホアプリにデータを送ると、
- 日付
- エントリー・エキジット時刻
- 最大深度
- 平均水深
- 最深水温
- 酸素インジゲーター
- 窒素インジゲーター
- 警告の情報
がスマホに記載されます。
警告に「浮上速度」と書いてあるは、「浮上速度が速かったよ!」とダイコンに怒られたということです(笑)
すみません気を付けます(笑)
そのほかにも、ポイント名やタンクの種類、器材の種類、その日の海況をメモする場所があったり、写真を挿入する場所もあります。
ログブック以外にデータで管理したい人には、特におすすめ。
③多彩な色(全16種類)から好きな色を選べる
『CALM plus+(カルムプラス)』の良い点は、色のラインナップが多彩で好きな色を購入できるところ。
色が全部で16種類あり、これは『CALM plus+(カルムプラス)』の最大の特徴です。
最近のダイバーさんは、とてもおしゃれです。
ウエットスーツや器材全て「黒色」にしている人もいれば、色鮮やかでカラフルなダイバーさんもいます。
ボクの出会ったダイバーさんの中で「全身黄色」で揃えている人がいて、「黄色が好きなんだなあ」と思っていたら、乗ってきた車も「黄色」だったときは驚きを隠せませんでした(笑)
そんな話はさておき、 16色から好きな色のダイブコンピューターを購入できるのはとても魅力的。
全16色というのは、他のダイブコンピューターにはないバリエーションの数ですので、
- ウェットスーツやドライスーツの色に合わせたい!
- 器材全部自分の好きな色にしたい!
こんな人達におすすめできます。
さらにベルトの色違いも販売しており、交換することが可能。
ダイブコンピューター本体だけでなく、ベルトも「自分好みにカスタマイズできる」のは『CALM plus+(カルムプラス)』の最大の魅力かと思います。
他社のダイブコンピューターと比較してみた
ここでは、カルムプラス以外のダイブコンピューターを2つ紹介し、比較してみました。
ご参考くださいね。
自分に合ったダイブコンピューターを選ぼう!
【4年間使用した感想】カルムプラスの注意点を解説!
ここでは、ボクが4年間カルムプラスを使用してみた感想と注意点をお話していきますね。
【使用して良かった点】コスパが最強なところ
カルムプラスを使用していて良かった点は、4年間ダイビングしていて一度も機能面で不自由を感じたことがないこと。
ボクは4年間で150本以上ダイビングしていますが、カルムプラスの機能面で困ったことであったり、変えたいと思ったことがないですね。
カルムプラスはダイブコンピューターとして大変優秀なものであることがわかる!
さらに価格もバカ高いわけではなく、楽天市場で購入すれば「69800円」で購入できます。(今なら楽天市場で「26000円割引クーポン」を配布中!※2024年3月時点)
機能面、価格面を見ても一番コスパが良いダイブコンピューターかなと考えております。
【使いにくいと感じた点】画面ライトボタンが押しにくい
強いて使いにくさを挙げるなら、「画面ライトが押しにくい」ところ。
写真でも分かる通り、ボタンが押しにくいのです。
最近宮古島で洞窟ダイビングした際、洞窟内は暗いのでライトボタンで画面を明るくしようとしましたが、とても押しづらくてなかなか画面を見れなかった経験をしました。
グローブしてなければ押せるのですが、特にカメラを持って潜るときは少し不便かなと感じました。
使用時の注意点
カルムプラスを使用する際、気を付けていただきたい点が主に2つあります。
以下の通り。
- リストバンドの付け根が脆い
- プラスチック樹脂なので、傷がつきやすい
リストバンドの付け根が脆い
皆さん、時計を机に置くとき、以下のように置いていませんか?
これ、カルムプラスでやるとリストバンドの付け根に負担がかかって取れてしまう危険性があります。
実際に、他ダイバーさんでカルムプラスのリストバンドが取れて落としてしまった人のお話を聞いたことがあります。
もともと、付け根の耐久度が弱いことも原因かも…
もし購入する際は、以下のようにダイブコンピューターを置きましょう。
プラスチック樹脂なので、傷がつきやすい
カルムプラスはプラスチック樹脂なので、傷がつきやすいです。
上記のように、4年間使用してこのくらい傷がついてしまいます。
特に初心者はダイコンを守りながら潜るのは難しいので、傷がついてしまうものと割り切りましょう。
傷は付いていますが、今のところ問題なく使用できてますよ!
【まとめ】初心者で迷ったら『CALM plus+(カルムプラス)』がおすすめ!!
今回は「初心者で迷ったら、これ1個で不自由なくダイビングできます!」というものを紹介しました。
それがアクアラング社の『CALM plus+(カルムプラス)』です。
- ソーラー充電が可能!
- ログデータをスマホに送れる!
- 多彩な色(全16種類)から選べる!
機能も「最低限必要な機能」を全て搭載されていますので、レジャーダイビングであれば問題なく安心して使用できますよ。
以上が参考になると嬉しいです!
ありがとうございました!