【伝票の書き方、郵送方法】ダイビング器材の送り方を教えます
こんにちは。「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。
沖縄などの遠方へダイビングに行く際、ダイビング器材をあらかじめ送付しておきたいと考える人は多いかと思います。
せっかく旅行しているのに、20㎏以上の荷物を持ってると移動しづらいし、疲れてしまいますからね。
ただ、以下のような疑問や悩みをもつ方々が多いかと思います。
- 器材を送る際の注意点は?どこの運送会社がよい?
- 送り状の書き方がわからない…
特に送り状に関して、適当に書いてしまうと最悪の場合、大幅に器材の到着が遅れてしまい、潜りたい日に器材が届かない!なんてことになりかねません。
ダイビング器材を郵送する際は、送り状の品名(備考欄)に入っている中身を全て書いておく必要があります。
そこで今回は、「遠方へダイビング器材を郵送する際の送り状の書き方や注意点、郵送方法」について詳しく書いていきたいと思います。
- どの運送会社が良いか
- 郵送時の送り状の書き方
- 器材を送る際の注意点、郵送方法
「伝票の書き方」を今すぐ知りたい人はこちらから飛べます!
【2社を比較】どこの運送会社を利用すれば一番お得?
運送会社と言われると、主に2つが思い浮かぶと思います。
- クロネコヤマト
- 日本郵便
今回はクロネコヤマトと日本郵便のどちらが良いか、以下の条件でダイビング器材を郵送した場合の料金とお届け予定日を比較します。
- 東京(新宿区)→沖縄(那覇市)
- ダイビング器材(160サイズ「25㎏以下」)
クロネコヤマトの場合
公式サイトから料金・お届け予定日を調べてみました。
料金表を見てみると、クロネコヤマトの場合は片道で4680円掛かることがわかります。
「クロネコメンバー割」や「にゃんPay」を利用すれば、もう少し安くなるみたいですね。
お届け日を算出してみると、2023年7月2日に発送すれば7月4日に到着するので、最短2日で届きますね。
意外と届くの早い!
また、クロネコヤマトは往復便(ホテルなどに送る場合のみ)を利用でき、帰りも特に何も書かずにそのまま郵送できるのがかなり便利です。
日本郵便の場合
こちらも同様に、公式サイトから料金・お届け予定日を調べてみました。
日本郵便では、160サイズだと片道2660円で郵送できます。
クロネコヤマトと比べるとかなり安いですね。
ただ日本郵便では、利用可能なサイズが170cm以下、重さ25㎏以下までが対象で、重さが25㎏以上30㎏以下の荷物は「重量ゆうパック」とみなされ、+510円または520円追加で掛かるとのこと。
クロネコヤマトよりサイズと重量の制限が厳しい点が要注意です。
「大型郵便物」に該当しますので、その日中に郵送すれば3日後に到着するとのことです。
比較まとめ
まとめると、以下のようになります。
- 東京(新宿区)→沖縄(那覇市)
- ダイビング器材(160サイズ「25㎏以下」)
クロネコヤマト | 日本郵便 | |
価格 | 4680円 (最安で3973円) | 2660円 |
お届け日 | 2日後 | 3日後 |
この結果だけ見ると、日本郵便の圧倒的勝利ですね(笑)
お届け日も、1日くらいだったら誤差にしか感じませんし。
ただ、クロネコヤマトは「往復便」が使えるので、帰りにもう一度送り状を書いて送るのが面倒な人は「クロネコヤマトの往復便」を利用するのをおすすめします。
また、今回はあくまでボクが提示した条件でのお話なので、お正月やお盆の時期、場所によってお届け日、価格が変動するので、一度公式サイトで調べてみることをおすすめします。
荷物のサイズを測る際のおすすめアイテム2選
メジャまる
【楽天市場】メジャまる 梱包サイズ計測メジャー 【170サイズ対応】
【Amazon】メジャまる 170サイズまで色別対応 自動巻取り式 2m
メジャまるです。名前が可愛らしいですね。
60サイズから170サイズまで色でわかりやすく測れるのでおすすめです。
ラゲッジチェッカー
【楽天市場】 ラゲッジチェッカー 最大50kg
【Amazon】 ラゲッジチェッカー 最大50kg
ラゲッジチェッカーは、荷物に引っかけて持ち上げるだけで簡単に重さを測れます。
かさばらないし、とても軽いのでおすすめです。
【5つ】ダイビング器材郵送前の注意点を紹介
器材を送るときの注意点は、主に5つあります。
- BCDの空気をしっかり抜いておく
- バッテリー類は入れない
- 送り状に入っている器材類をすべて書いておく
- 日数に余裕をもって送付する
- 送り先(ショップorホテル)に器材送付の旨を伝える
順番に解説します。
①BCDの空気をしっかり抜いておく
沖縄など、離島にダイビング器材を送る際は、航空便で送られることが多いです。
BCDに空気が入ったまま飛行機で運送すると気圧の変動でBCDが膨張し、破裂の危険性があります。
器材を送る際はしっかりBCDの空気を抜くようにしましょう。
後述しますが、伝票の備考欄にBCDを書く場合、隣に「空気無し」と書きましょう!
②バッテリー類は入れない
郵送する荷物の中にバッテリー類(リチウム電池)を入れないようにしましょう。
リチウム電池は、環境や使い方によって「漏液、発熱、破裂、発火」を引き起こすおそれがあり、航空危険物に分類されます。
よって、荷物にリチウム電池が入っていると航空便で運べなくなってしまい、到着予定日を大幅に遅れてしまう場合があります。
ライトやストロボ等を入れる際はバッテリー類を入れたままにせず、抜いておきましょう。
③送り状に入っている器材類を全て書いておく
備考欄に入っている器材類を書くことが、一番重要です。
送り状に「ダイビング器材」のみ書いてあると、ダイバーなら何が入っているか大体分かりますが、運送会社が見ると具体的に何が入っているかわからないことが多いです。
この場合、「酸素ボンベも入っているのでは?」と勘違いされて発送不可になることもあります。
本来は飛行機で運んでもらえるのに、リスクを下げるために「船便」にされて、想像以上に日数が掛かる場合も…
面倒ではありますが、送り状の「品名(備考欄)」に入っている器材を全て書いておきましょう(「郵送時の送り状の書き方」はこちらへ)。
④日数に余裕をもって送付する
東京から那覇まで送るなら、送った日から「2~3日後」に到着できるというお話をしました。
それなら、ダイビングする日程の2~3日前に郵送すればいいや!
上記の考えはかなり危険です。
確かに、クロネコヤマトや日本郵便の到着予想日は「2~3日後に到着予定」と書いてありますが、これは天候上問題ない前提での話です。
台風などの影響で飛行機が欠航になった場合、到着予定日から大幅に遅れる場合があります。
また、送付する荷物に「危険物が含まれている!」と判断されると船便にされてしまう危険があります。
ダイビングする日に器材が届かない!というトラブルが起きる場合も!
以上の理由から、余裕をもって1~2週間前に送付しておくようにしましょう。
希望到着日も、ダイビングする2日前に設定しておきましょう!
⑤送り先(ショップorホテル)に器材送付の旨を伝える
器材をショップかホテルに送付する際、郵送前に器材を送ることを伝えましょう。
なぜなら、「希望到着日、時間帯」や送付時の注意点がある可能性があるからです。
- 1日のほとんどは海にいるので、16時以降到着にしてほしい
- 使用する2日前には器材を送付してほしい
- 備考欄に「器材使用日」を記入してほしい
- 器材を送るなら、ここの住所に送ってほしい
などなど、これらは実際にボクが言われた注意点でした。
メールで確認する前に送付してしまうと、のちのちトラブルが発生する場合があります。
郵送前にしっかり確認しましょう。
郵送時の送り状の書き方
ここでは、ダイビング器材を送付する際の伝票の書き方を説明します。
品名(備考欄)
上記でお話しましたが、送り状の「品名(備考欄)」に入っている器材を全て書きます。
今回はクロネコヤマトの伝票を例に書いていきます。(他の運送会社でも書くことは同じです)
品名欄に書くこと
- マスク
- フィン
- BCD(浮力調整ジャケット)空気無し
- レギュレーター(呼吸器)
- 手袋
- フード
- ウエットスーツ
- 衣類
- ライト(バッテリーなし)
- 危険物なし、ボンベなし
- 送り状の「品名(備考欄)」に入っている器材を全て書く
- 誰でも読んで分かるように、BCDは「BCD(浮力調整ジャケット)」、レギュレーターは「レギュレーター(呼吸器)」と詳しく書く
- BCDの隣に「空気無し」と書く
- ライトやストロボを入れるときは隣に「バッテリー類無し」と書く
- 「ボンベ無し、危険物無し」と忘れずに書く
当たり前ですが、お届け先と自分の連絡先は間違いなくしっかり書きましょう!
お届け希望日、お届け先のご希望時間帯
「お届け希望日」はダイビングを行う前日~2日前にしておきましょう。
例)7月14日にダイビングするなら、「お届け希望日」に7月13日と書いておく。
「お届け先のご希望時間帯」に関しては、送り状を書く前に一度送り先へ「お届け希望日と希望時間帯」を確認してから指定しましょう。
特になければ、「指定無し」で良いです。
器材郵送後は、伝票の控えを大事に持っておきましょう!
【油断大敵】ダイビング器材郵送後、ちゃんと届いているか確認しよう!
無事、器材を郵送できたからあとはダイビングを楽しみに待つだけ!
注意点に気をつけながら郵送できても、油断してはいけません。
ダイビング器材を郵送後、ちゃんと送付されているか確認しましょう。
確認する方法は、もらった伝票の「お問い合わせ送り状番号」を使用します。
クロネコヤマトを例に挙げると、ヤマト運輸公式サイトにある「荷物お問い合わせシステム」を利用します。
ここの「送り状番号入力」にお問い合わせ送り状番号を入力すれば、荷物が現在どこまで送られているか確認できます。
以下のボタンからお問い合わせシステムに行けるので、荷物が到着する前日に確認しましょう。
「あれ?変なところで止まってる?」と思ったら問い合わせてみましょう
郵送方法は主に3つ
主に3択あります。
- コンビニから送る
- 運送会社の営業所から送る
- 自宅から送る
近くのコンビニからでも郵送できるのは便利ですね。
自宅から送る際は、運送会社によって対応してなかったり、追加料金が掛かる場合があるので事前に調べておきましょう。(日本郵便、クロネコヤマトは対応しております)
個人的には運営会社の営業所から郵送することをおすすめします。
コンビニでも郵送可能ですが、慣れないバイトの人がやると少し不安に感じてしまうので、ボクはいつも近くの営業所まで持っていってます(笑)
実際に、コンビニで郵送したらまったく関係ない場所まで器材を送付されてしまった人の話を聞いたことがあります。
もちろん、コンビニでも送る事はできるのでご安心を!
【まとめ】重いダイビング器材はあらかじめ郵送した方が身軽で楽ちん!
今回は「遠方へダイビング器材を送る際の郵送方法(送り状の書き方、注意点など)」について書きました。
送り状の書き方を適当に書いてしまうと到着予定日に荷物が届かない可能性があるので、今回の記事をよく読んで、しっかり書いておきましょう。
やはり、器材は郵送した方が楽なの?
と疑問に感じる人がいると思いますが、あらかじめ器材を送った方が圧倒的に楽です。
ダイビング器材は20㎏くらいあるので重いし、大きいので移動しづらいです。
車を借りるならまだ良いかもしれませんが、電車、バスなどの公共交通機関を利用しての移動だととても邪魔です。これが結構ストレスです。
ホテルやダイビングショップに持っていくだけでも一苦労だし、観光もしづらいでしょう。
上記でお話したように安くて往復5000円台で郵送できるので、ここはケチケチせずに器材を送って身軽になりましょう!
この記事が少しでも参考になっていただけると嬉しいです。
ありがとうございました。