石垣島は初心者ダイバーでも十分に楽しめる魅力的な場所です
こんにちは。
「プロぼっちダイバー」kazuです。
(@kazu_anemone12)
沖縄がとにかく大好きで、年に4回を目標に「沖縄ダイビング旅行」をしております。
この記事では、石垣島ダイビングの魅力を解説していきたいと思います。
有名だと思いますが、石垣島の名物といえば「マンタ」です。
しかし、マンタ以外にも石垣島には初心者でも楽しめるスポットが多いところも魅力の1つです。
そこで今回は、以下の内容をお伝えしていきます。
- 石垣島の基本情報(アクセス・ダイビングエリアなど)
- 石垣島の魅力を3つ厳選!
- 現地スタッフおすすめのダイビングポイントを紹介
- 石垣島で出会った生き物をご紹介
この記事を読むことで、石垣島の本当の魅力を知ることができ、最大限楽しめるようになりますよ。
石垣島の基本情報
石垣島は「西表島、竹富島、小浜島、黒島、新城島、波照間島、与那国島」からなる八重山諸島の中心となる島です。
沖縄本島より南西約430㎞、飛行機で約50分の距離にあります。
石垣島離島ターミナル
石垣島には、「竹富島、黒島、鳩間島、西表島、小浜島、波照間島」への高速船が発着する石垣港離島ターミナルがあり、「八重山諸島の玄関口」として広く知られております。
上記2社が運航しております。
どちらの会社もWeb予約が可能です。
2社の違いはあるの?
大きな違いは、以下の通り。
- 波照間島へのフェリーが「安栄観光」のみ
- 島間航路(石垣島以外の島同士を結ぶ航路)の便数
- 出発時間
どちらの会社も同じ頻度で運航しているため、行きたい場所や出発時間が都合に合う方を選ぶと良いでしょう。
アクセス情報
石垣島へのアクセスは飛行機のみで、空港は「南ぬ島石垣空港」のみとなっております。
石垣島へは那覇経由乗り継ぎ便の他にも、東京(羽田・成田)、大阪(関西国際空港)、名古屋(中部国際空港)、福岡空港から直行便があります。
乗り入れしている航空会社は、以下の通り。
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
関西国際空港、中部国際空港 - ANA
羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、那覇空港 - Pesch
成田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港 - JAL
羽田空港、那覇空港、宮古空港 - ソラシドエア
那覇空港
※2024年2月時点
石垣島のダイビング情報まとめ
ここでは、石垣島でのダイビング情報を紹介していきますね。
石垣島年間の気温・水温情報
石垣島の年間気温・水温は、以下の通り。
石垣島のダイビングエリア
石垣島で有名なのが川平(かびら)の「川平石崎マンタスクランブル」と「マンタシティポイント」。
ボートが出せれば高確率でマンタに遭遇できますよ!
石垣島の市街地近くのショップにお世話になるなら、1日ボートに乗って南部、西部、川平エリアのポイントで潜ることが多いです。
- 1日ボートに乗るのはしんどい…
- 高確率でマンタスポットに連れてってくれるショップがいい!
その場合は川平付近にあるダイビングショップにお世話になると良いと思います。
実際にダイビングショップの公式サイトで「1日のスケジュール」を確認してみましょう。
なければ電話やメールで問い合わせるのも手です。
お世話になったダイビングショップをご紹介
今回は「石垣島ダイビングショップKUKURU」さんにお世話になりました。
KUKURUさんは「のんびりまったり潜るダイビングスタイル」です。
じっくり写真を撮りたい人や水中を楽しみたい人、初心者さんにおすすめなショップさんでした。
以下の記事では、
- KUKURUのダイビングスタイルは?
- どんな人におすすめなの?
- スタッフおすすめの石垣島ダイビングポイント
- 所有ボートのご紹介
- 1日の流れ
を解説しておりますので、石垣島へダイビングするときはぜひ利用してみてください!
石垣島の魅力を3つご紹介!
ここでは、ボクが思う石垣島の魅力を3つ厳選しました。
以下の通り。
- 高確率でマンタに出会える!
- オープンウォーターダイバーでも楽しめるスポットが多い!
- ダイビング以外の観光が豊富!
高確率でマンタに出会える!
有名かと思いますが、石垣島と言えば?
そう、「マンタ」です。
石垣島はマンタに高確率で出会える島として、ダイバーに非常に人気のある場所です。
出会える場所は主に、
- 川平石崎マンタスクランブル
- マンタシティポイント
以上の2つが有名ですね。
ポイント自体の最大水深は20~25mだが、マンタが現れる根は水深10m前後なのでオープンウォーターダイバーでも行けるポイントとなっております。
体験ダイビングでも連れてってくれるショップもあるみたいですね。
特に川平石崎マンタスクランブルは「石垣島といえばマンタ!」というイメージをつけた代表的なスポットです。
ここにはマンタの身体を洗ってくれる「クリーニングステーション」が点在しております。
そこで1匹が1か所の根にホバリングして留まったり、周りを泳いでくれたりすることもあれば、何匹ものマンタが現れることもあります。
マンタもダイバーに慣れているのか、上をうろうろ泳いだりしてくれるので、ゆっくりカメラを撮ったり観察することも可能ですよ。
石垣島でマンタを見たいなら「川平石崎マンタスクランブル」がおすすめ!
オープンウォーターダイバー(OW)でも楽しめるスポットが多い!
石垣島は初心者でも楽しめるポイントが多い場所です。
例えば、前述したマンタスクランブルとマンタシティもそうですし、石垣島南部にある「大崎エリア」「竹富島南の砂地エリア」はOWでも楽しめる深度となっております。
実際に今回3日間潜ってみて、石垣島は最大深度が18mより浅いポイントが多く、OWでも楽しめるポイントばかりでした。
もちろん、AOWでないと行けないスポットもありますが、OWでも楽しめるスポットが多いのも石垣島の魅力の1つかなと思います。
- まだAOWを持っていない人
- 経験本数の少ない初心者
ダイビング以外の観光が豊富!
石垣島はダイビング以外にも観光できる場所が豊富にあるので、行くだけでも楽しいです。
特にダイバーは飛行機で帰る最終日はダイビングできず、最低18時間以上空けてから飛行機に乗る必要もあります
なので時間まで観光して暇を潰さないといけません。
訪れる場所によっては観光するところが少なく、飛行機の時間まで暇をもてあそぶことも少なくないです。
しかし、石垣島なら心配ありません。
なぜなら、観光するスポットが豊富にあるからです。
- 「黒島、竹富島、西表島」など、島巡りする
- レンタカーを借りて石垣島を一周する
- 市街地付近でのんびり観光する
石垣島からフェリーが出ているので、日帰りで島に訪れてみたり、
レンタカーを借りて石垣島を一周してみたり、
市街地にもお買い物できる場所やカフェ、昼からやっている居酒屋もあるので、十分に楽しめますよ。
ボクは今回「黒島」に訪れて、レンタサイクルを借りて観光していました。
石垣島ダイビングショップのスタッフに聞いてみた、おすすめのポイントをご紹介
ここでは、今回お世話になったダイビングショップ「石垣島ダイビングショップKUKURU」さんのスタッフであるミカさんにおすすめのダイビングポイントを教えてもらいました。
- 大崎エリア
- 竹富島南の砂地エリア
- 黒島エリア
大崎エリア
大崎エリアは生物が豊富で、年中通して様々な見所があります。(例えば、5月だとコブシメの産卵がアツいとのこと)
初心者~ベテラン、フォトダイバーまで幅広い方々に楽しめるエリアです。
大崎エリアはどのポイントも捨てがたいが、王道はやはり「ハナゴイリーフ」です!!
「アカククリの館」も5月から魚影が濃くなり、さらに面白くなっていくのでおすすめですよ!
竹富島南の砂地エリア
ハナダイたちが群れ広がる華やかな根や、癒しの地、人気のハゼなど、ワイドもマクロもなんでも楽しい砂地エリアとのこと。
比較的透明度が高い日が多く、透き通った青い海をのんびりまったり堪能できます。
どのポイントも本当に大好きなのですが、「リトルクリチャーズホーム」が個人的にはナンバー1です!
「トンガリの根」や「ミドルブック」も最高です!
黒島エリア
ダイナミックなドロップオフやクレパス、洞窟など、地形が楽しめるエリアです。
魚影も濃く、魚の群れを楽しめるポイントもあります。
どちらかというとワイドな感じですが、冬はウミウシも多く、マクロも楽しめるとのこと。
冬(12月~2月ごろ)はマンタが食事にやってくることでも有名で、水面マンタに出会える可能性が高くなります!
黒島は「V字ドロップ」と「タートルボミー」が一押しです!
石垣島で出会った生き物をご紹介
ここでは、石垣島で出会った生き物を一部ご紹介します。
2024年5月に石垣島へダイビングしたときに出会った生き物達です。
マンタ
過去に久米島でマンタに初めて出会いましたが、そのときの写真がこちら。
一番近づけてこの距離。
このときは初マンタだったので、出会えただけでもハッピーだったのですが、
「次はマンタのお腹を拝みたい!」という風に欲が出てしまいました。
マンタに会うために石垣島に来たと言っても過言ではありません。
そこで、今回の目的は「マンタのお腹を見ること」。
SNSやWebサイトでよく見かけるマンタのお腹を激写したいと考え、石垣島に訪れました。
その結果がこちら。
なんと真上を飛んでくれました。
しかも1回だけでなく、何回もボクの上空を泳いでくれました!
さすがのグルクン達もマンタにびっくりして大暴れ。
1匹だけでしたが、かなりサービス精神旺盛なマンタに出会うことができました。
大満足です。
ギンガハゼ
竹富島南の砂地エリアにある「トンガリ根」には人気のハゼが住んでおります。
こちらはギンガハゼ。
10分くらい掛けてジリジリ寄って撮れました。
次は2匹のハゼ。
ご夫婦かな?
ハゼ夫婦と同居(共生)しているエビもご挨拶に出てきてくれました。
めちゃくちゃちっさいけど、ヤシャハゼにも遭遇!
あまり近寄れなかったけど、見れて満足です。
コブシメ
大崎ハナゴイリーフより、春(4月~5月)はコブシメ達の産卵シーズンとのこと。
コブシメ達は群れで行動し、サンゴの隙間に卵を産んでおります。
ダイバー達にご挨拶するコブシメ達。
ボクの目の前にも来てくれました。
色変わってるから警戒してるのかな?
推定20匹くらいのコブシメの群れに出会うなら、春の産卵シーズンに訪れてみてください。
【まとめ】初心者でも楽しめる石垣島は魅力がたくさん!
今回は2024年のゴールデンウイークを利用して、石垣島へ行ってきました!
石垣島は初心者(オープンウォーターダイバー)でも十分に楽しめるスポットです。
これから初めて沖縄でダイビングしたいと考えている人は、まずは石垣島に訪れてみてはいかがでしょうか?
以上が参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。