【最強】ダイビング用マスクに使う曇り止めのおすすめを紹介
こんにちは。「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。
- ダイビング中、マスクのレンズがすぐ曇ってしまう…
- 一度塗ったら全然雲らない「最強の曇り止め」がほしい…
ダイビングやシュノーケル中、マスク(水中メガネ)が曇ってしまった経験はありませんか?
ダイビング中に曇ると、いちいちマスククリア(マスク内に水を入れる)して落とさないといけないので、とても面倒ですよね。
特にマスククリアが苦手な人は、気軽に曇りを落とせないし視界が曇ってるしで「ストレスMAX」です(笑)
そこで、今回の記事ではプロダイバーであるボクが「ダイビング中にマスクレンズが曇りにくい最強の曇り止め」を紹介します。
それが、以下の2つ。
この2つは、マジでおすすめ。
ほとんどのダイバーは、上記2つのどちらかを使用していますね。そのくらいレンズが曇りにくく、信頼度が高いです。
ボクもSASを使用してから3年、一度もレンズが曇ったことないです。
また、本記事では「マスク内部が曇りにくくなるコツ」や「マスク内部のレンズが曇る原因」について解説しております。。
これらを知ることで、クリアな視界でストレスなく泳げるようになりますよ!
- マスク内部のレンズが曇る原因
- 最強の曇り止めを紹介
- マスク内部が曇りにくくなるコツ
曇り止めを塗ってもマスク内部が曇る原因は?→主に2つ
そもそも、マスク内が曇る原因ってなに?
簡単に言うと、マスクの内側と外側の「温度差」による結露が原因。
「海水に触れるマスクの外側の温度」と「体温によって暖められた温度」によって、マスク内部にある水蒸気が水になって表面に付着し、結果的に「結露」します。
なので、これを防ぐにはレンズ内部に「曇り止め」を塗っておく必要があります。
しかし、「曇り止め」を塗っても曇ってしまうケースがあります。
- レンズに油脂が付着している
- 途中で曇り止めが落ちてしまう
レンズに油脂が付着していると、曇り止めを塗ってもすぐに落ちてしまいます。
例えば、手でマスク内部をベタベタ触った後に「曇り止め」を塗っても時間経過で落ちてしまい、結果的にダイビング中に曇ってしまいます。
曇り止めを塗るタイミングが遅くても、時間経過で落ちてしまうことも…
以上から、確実に曇らない曇り止めは時間が経っても「成分が落ちにくいもの」である必要があります。
レンズが曇りにくいおすすめの「曇り止め」を紹介!
そこで、今回紹介する「最強の曇り止め」はこちら!
- SAS アンティフォグ
- シーゴールド(ジェルタイプ)
この2つはほとんどのダイバーが使用しており、レンズが曇りにくいと評判が高いものとなります。
実際に、ボクも「SAS アンティフォグ」を3年間使用していますが、ダイビング中は一度も曇ったことがありません。
成分が落ちにくい曇り止めは、「ジェルタイプ」がおすすめ
ではなぜこの2つがおすすめなのかというと、理由は以下の通り。
- 2つともジェルタイプなので、曇り止め成分が落ちにくいから
- 少量塗るだけで長持ちするから
曇り止めには、大きく分けて「液体タイプ」と「ジェルタイプ」があります。
液体タイプは「サラサラした液状」なので、マスク内部に満遍なく塗りやすいですが、すぐに落ちやすい上に使用量も多くなってしまう傾向があります。
一方、ジェルタイプは「粘性のある液体」なので、塗ってしまえば塗ってしまえば曇り止め成分が落ちにくくなるので、ダイビング中もクリアな視界を保つことができます。
しかも、少量でも効果が抜群なので長持ちしやすい!
しかし、ジェルタイプのデメリットとして、
- よく塗って水で洗わないとムラになりやすい
- 使用後もよく洗わないとカビの原因になる
「成分が落ちにくい」という特徴が、逆に上記のようなデメリットになることを覚えておこう。
対策としては、
- なるべく少量を使用し、よく塗る
- 使用後はよく洗う
を意識しよう!
SAS アンティフォグの場合、片方「米粒1個」で十分!
その他「曇り止め」もご紹介【3つ】
ジェルタイプ以外にも、どんな曇り止めがあるの?
こんな声もあるかと思いますので、プロダイバー目線で「おすすめの曇り止め」を3つ厳選しました。
【TUSA】リーフツアラー
TUSAが販売している「リーフツアラー」です。
おすすめ理由として、
- 安価で購入できる
- 先っぽにスポンジが付いているので、レンズに直接触れない
おすすめした「SAS」と「SEA GOLD」は1000円以上かかりますが、「リーフツアラー」は1本500円で購入できます。
また、先っぽにスポンジが付いているので、レンズが曇る原因の1つである「指の油脂」をレンズに付けることなく、隅々まで塗ることができますよ。
シードロップ(液体タイプ)
シードロップです。シーゴールドの「液体タイプ」と思ってください。
シードロップの最大の特徴は、曇り止め要素だけでなく「レンズクリーナー」の役割があるところ。
なので、内側だけでなく外側に塗って綺麗にできる上に、液体タイプなので使いやすいですよ。
【Gull】ピュアデミタ―(GA-5055)
Gullが販売しているピュアデミタ―(GA-5055)です。
この曇り止めは食品にも使われるような界面活性剤を使用しており、「海と人にやさしい曇り止め」となっております。
「環境に負荷をかけたくない!」「人体になるべく影響のないものを使用したい!」人におすすめ。
マスクの内部レンズが曇りにくくなるコツを紹介!
「曇り止め」を塗る上で、なにかコツとかあるの?
ここでは、「マスクの内部レンズが曇りにくくなるコツ」を紹介します。
以下の通り。
- 手をよく洗ってから塗る
- 使用前に、レンズ内部をよく洗う
- 潜る直前に、曇り止めを塗る
順にお話しますね。
①手をよく洗ってから、曇り止めを塗る
上記でもお話したように、曇り止めを塗っても曇ってしまう原因として、レンズに付着している油脂が挙げられます。
これの多くは「手の油脂」であることが多いです。
なので、曇り止めを塗る前に「石鹸で手を洗う」などしてから塗りましょう。
グローブ越しで塗る方法もある
②使用前に、レンズをよく洗う
マスクのレンズ内部に「油脂」が付着している場合があります。
なので、一度市販に売っているような「歯磨き粉」や「中性洗剤」でマスクを軽く洗ってあげましょう。
また予防の1つとして、
- ダイビング後、マスク内部をよく洗う
- 素手でレンズをベタベタ触らない
が挙げられます。
常日頃の扱いが、「曇る」か「曇らない」かの違いになる!
③潜る直前に、曇り止めを塗る
曇り止めは、塗っても時間経過で落ちてしまいます。
とくに、液体タイプは割とすぐに落ちてしまいます。
なので、曇り止めの効果を最大限発揮させるなら、なるべくダイビングする直前に塗るようにしましょう。
曇り止め塗っても、落ちてしまったら意味がない!
新調したマスクは、歯磨き粉でレンズを洗いましょう!
「最強の曇り止め」も買ったし、新調したマスクを使ってダイビングするぞ!
はい、STOP!
購入したばかりのマスクレンズには「油膜」が張っているので、いくら「最強の曇り止め」を塗っても落ちてしまいます!
なので、マスク内部のレンズにある「油膜」を落としてあげる必要があります。
落とし方は簡単。
市販の「歯磨き粉」を使用してよく洗うだけ。
「歯磨き粉」をマスク内側のレンズに少しつけて、指でよく擦れば落とせますよ。
新調したてのマスクを使用する前に、歯磨き粉でレンズに付着している「油脂」を落としましょう!
曇り止めを買うの忘れた…家にあるもので代用できるものは?
明日ダイビングなのに、曇り止め買うの忘れた…
なにか代用できるものある?
もし曇り止めを持っていなければ、以下のもので代用可能です。
- 中性洗剤
- 歯磨き粉
- 唾液
使い方は、「曇り止め」と同じで、よく塗ってから水で軽く洗うだけ。
しかし「中性洗剤」や「歯磨き粉」で代用する場合、物によっては目や皮膚に影響を及ぼす可能性があります。
なので「曇り止め」を購入していなければ、当日バディかインストラクターに借りることをおすすめしますよ。
また、唾液も曇り止めの効果はありますが、使用後によく洗わないとカビの原因になりやすいので注意が必要。
健康上の理由もあるので、「専用の曇り止め」を使うことをおすすめします。
【まとめ】水中でマスククリアしたくなかったら、最強の曇り止めを購入しよう!
「曇り止め」使ったのに、マスク内が曇っちゃった!
こうなったらどうしようもないので、「マスククリア」して曇りを落としましょう。
ただ、曇る度にマスククリアしないといけないので、とてもストレスです。
しかも1回マスククリアすれば解決するわけではなく、曇りを落としてもすぐにまた曇ってしまいます。
一度曇ったら負のスパイラルに巻き込まれるので、終わりです(笑)
なので、今回紹介した最強の曇り止め「SAS アンティフォグ」か「シーゴールド(ジェルタイプ)」を購入することをおすすめします。
この2つのどちらかを購入すれば、確実ですよ。
以上が参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。