雨が降ったら、ダイビングは中止になるの?
こんにちは!「プロぼっちダイバー」kazu(@kazu_anemone12)です。
これから初めてダイビングする人の中で、「雨降っても、ダイビングできるの?」と疑問に感じる人は多いと思います。
結論からいうと、雨だけならダイビングできます。
ただ、以下のような疑問も出てきます。
- 雨が降ることで、海にどのような影響があるの?
- どんなときにダイビングって中止になるの?
そこで今回は、ダイビング初心者の方に向けてプロダイバーであるボクが、
「雨が降ることで、ダイビングにどのような影響があるのか」についてわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、「雨の日ダイビングでの注意点」がわかるので、安心して参加できますよ!
ぜひ、ご参考ください。
【結論】雨だけでは、ダイビングは中止にならない
次の休日、ダイビングする予定だけど雨予報。中止になるの?
冒頭でもお話しましたが、雨だけではダイビングは中止になりません。
なぜなら、雨が降っても海の中はあまり影響がないからです。
なので、ダイビングする日が雨予報だからといって、ガッカリしないでくださいね!
それでも不安な方は、ショップへ問い合わせてみましょう。
ダイビングは「風の影響」で中止になる場合も
「では、どんなときにダイビングは中止になるの?」と疑問に感じるかと思います。
結論からいうと、「風が強いとき」です。
なぜなら、風によって海が荒れてしまい、危険だから。
ニュースで台風が近づいているときの海の映像を思い出してください。めちゃくちゃ荒れてますよね?(笑)
台風は極端な例ですが、風がびゅーびゅーだと水面が荒れ、やがて水中も荒れてきます。
なので、その日が快晴で天気が良くても、風の影響で海のうねりが強かったら中止になる場合がありますよ!
風は強くても、「風向き」によって海が荒れないことも
ダイビングは雨ではなく風の強さによって中止になる場合があるが、「風向き」によってはダイビングを決行する場合があります。
伊豆を例に、お話しましょう。
風向きが「西風」の場合、西向きにある「井田」のビーチは荒れるが、東向きにある「富戸ヨコバマ」は落ち着いています。
逆に「東風」の場合、「富戸ヨコバマ」の海は荒れ、「井田」は落ち着いております。
強風予報でも、風向きによってコンディションが最高になることも!
強風の予報があるからといって「海は荒れてるだろうから中止だ…」とならず、「風向き」も確認しましょう。
雨によるダイビングへの影響は、主に4つ
では「雨が降ると、ダイビングにどのような影響があるの?」について書いていきます。
①海の中が暗い
②気温が下がる
③透明度が下がる(川が流れ込む海の場合)
④器材準備が辛い
順にお話しますね。
①海の中が暗い
言われなくてもわかるかと思いますが、雨の日は太陽が出ません。
なので海の中に日の光が届かず、いつもより暗く感じますよ。
人によっては「どんよりした気分」になってしまうかと思いますが、晴れている日とはまた違った景色を味わえると考えましょう。
②気温が下がる
雨の日は、気温が下がるので注意が必要。
太陽が出ていない上に、雨なので当然ですが(笑)
特に夏(6月~9月)以外でダイビングするとき、雨が降っていると結構寒いです。
陸上で待機しているときに冷えてしまわないように、雨の日はしっかり防寒対策をしておきましょう。
③透明度が下がる(川が流れ込む海の場合)
雨が降っているだけでは、海の透明度にはあまり影響は出ません。(太陽の光がささないことによる透明度の低下はあります)
ですが、潜るスポットの近くで川がある場合、透明度が落ちることがあります。
降り始めは影響無いが、1~2日雨が続いていた場合、川から「土砂を含んだ水」が海に流れ込むことで海の透明度は下がってしまいます。
なので、長雨でスポット近くに川がある場合は透明度が下がると考えてください。
注意点として、透明度が下がると視界が悪くなるので他ダイバーとはぐれない(ロストしない)ように気をつけましょう。
不安であれば、水中ライトを持っていけば居場所がすぐにわかりますよ。
ちなみにボートで外洋のスポットに行く場合は、雨だけでは透明度にほとんど影響はありませんよ。
④器材準備が辛い
海とは関係ないですが、雨の日の器材準備(セッティング)はとても辛い(笑)
そう感じるダイバーさんは多いと思ってます(笑)
屋根のある場所ならいいのですが、外でセッティングしないといけない場所もあります。
屋根があっても人が混みあって、仕方なく外で器材準備することも…
雨降っているし寒いしで、とてもシンドい。
少しでも辛さを軽減させるために、雨と寒さ対策をしっかりしておきましょう!
【おすすめアイテム紹介】雨の日のダイビングは「寒さ」と「防水」対策しよう
上記でもお話しましたが、雨の日は気温が下がりますので、とっても寒いです。
そのうえ、服やタオル、貴重品などを雨で濡れないように対策する必要もあります。
なので雨の日ダイビングでは、「寒さ対策」と「防水対策」をしっかり準備しましょう。
以下では、雨の日ダイビングにおすすめのアイテムを載せておきますね。
防水性のあるバック、入れ物
Gullのウォータープロテクトバックです。防水性が抜群な上に、容量も大きいのでおすすめ。
ダイバーさんで使っている人多いですよ。
ペリカンケースです。持って歩けば、上級ダイバー感出せるのでおすすめ(笑)
濡らしたくない貴重品(スマホなど)や小物品を入れて持っていくときに便利ですよ。色も豊富にあります。
リンクにあるサイズ(1120)はこんな感じ。iPhone6sと比較しております。
写真はボクのペリカンケースで、色々シールを貼ってオシャレにもできますよ。
防寒性のあるコート
ボートコートです。ウェットスーツと同じ素材を使用しており、防寒性が高いです。
ファスナーは防水性に優れた「アクアジップ」を使用。
「防寒」「防水」の2点を準備しておけば、雨の日でも安心してダイビングできますよ。
以上が参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。